「馬上誉」
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サイズ42.4×50.5(138.4×65.3)cm
素材絹本着色
備考軸装
落款・印
共箱・二重箱
昭和6年作
少々シミ、少々剥落
作品番号A2-96-172
作品解説
二頭の馬で速さを競う上賀茂神社の神事、賀茂競馬に取材した作品です。後方を振り向き喊声を上げる騎手は、勝利を誇っているのでしょうか。対する馬は、大きく跳躍しながら眉を吊り上げて目を見開き、必死の形相です。「人間くさい動物画を描いてみたいと思っている」と記した華楊ですが、本作の意気軒昂な人と鬼気迫る馬の表情は、人間味豊かで生気に溢れています。
山口 華楊(やまぐち かよう)
明治32(1899)京都~昭和59(1984) 日本画家。西村五雲に師事。画塾「晨鳥社」を主宰。写生を中心とした画風で、動物画を能くした。日本芸術院賞受賞、京都市文化功労者、文展審査員、文化勲章受章。
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