「カルタ」
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サイズ143.5×49.6(224.0×65.3)cm
素材絹本着色
備考軸装
落款・印
作品番号A2-98-305
キーワード美人画
作品解説
振袖の襟が滑り落ちそうなまま、そっと口元へ札を引き寄せるうら若き乙女。その鮮やかな着物と黒の帯、そして柔らかに流れる黒髪や顔と指先に引かれた朱色には、服飾の模様や色合いと人物描写の妙なる調和に心を砕いた玉葉の姿勢が表れています。娘の愛らしい顔立ちがつぶさに描かれ、玉葉の少女を描く喜びがうかがえるでしょう。
栗原 玉葉(くりはら ぎょくよう)
明治16(1883)長崎~大正11(1922) 日本画家。本名文子。はじめ大久保玉珉、のちに寺崎広業、松岡映丘らに師事する。文展、帝展を中心に活躍するも、39歳で早世した。女子美術学校(現:女子美術大学)教授。
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