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特集記事の一覧です。作家や季節のテーマなどで様々な特集を組んでいます。お気に入りの逸品やイチオシの作家に出会える手助けになれば幸いです。
深まる秋に魅せられて
文学でも音楽でも、秋を題材とした名作は数多あります。
秋は芸術家を刺激し、多大なるインスピレーションを与えてくれますが、画家ももちろん例外ではありません。
視覚芸術たる絵画に直結する豊かな色彩のみならず、空気や気温、音、匂いに味までもが絵の中では表現されます。
描かれた人や動物たちとともに、画家が込めた秋の情趣をぜひ絵の中で"味わって”ください。
どうぶつアート#01
虎や象など今では動物園で目にする動物たちから、馬や牛、犬のような日々の営みと密接したものまで、日本の美術には種々な動物たちが見出だせます。堂々と、あるいは愛らしく表された彼らを鑑賞することは素晴らしい楽しみです。そして、主題とされた動物たちは無作為に選ばれたのではなく、背景には何かしらの意味や文脈が託されていることも多くあるのです。
南画鑑賞入門#01
南画好きな方も、「南画とは??」と南画世界にまだ触れていない方も高い教養の精神性の泉から生まれた、自由にして深遠なる南画の世界にどっぷり浸かっていただければ幸いです。令和2年7月15日(水)~7月21日(火)の期間 銀座ぎゃらりい秋華洞にて南画の展示をいたします。併せてお楽しみください。
心は仙境に遊ぶ ~南画・文人画~
文化人、教養人が愛し、嗜みとした南画・文人画の世界。忙しい現代の毎日、いまこそ彼らの豊かな精神性や心のゆとりに目を向ける時ではないでしょうか!南画の精神が息づく新旧の作品を厳選してご紹介いたします。
艶めき眩しい、夏美人
炎天に一服の清涼。暑さも忘れる魅力的な夏美人たちの姿。
麗しい女性の表現とともに、着物や装飾の表現、花鳥草木、風景、季節の情景や時代の風俗を巧みに取り込んで、単なる人物画ではなく、より深みを増して発展してきた美人画。そんな愛すべき華麗なる画題から、「夏」をテーマに厳選してご案内いたします。
夏を呼び込む風景 ~富士山を添えて~
爽やかな初夏の訪れ。輝く陽光を浴びて、日増しに生き生きと色づく風景。爽やかな風を誘う新緑の景色も、壮大なパノラマの眺めも絵画の中に広がっています。心に夏を呼び込む、珠玉の作品群をご案内いたします。
巡る! 夏を待つ花園
爽やかな初夏がやってきます。お庭や、街のあちらこちら、色とりどりの花が咲き乱れ、競い合うように賑わいを見せていることでしょう。そんな新緑薫る自然の中をなかなか外出できないこの頃ですが、そんなときは、初夏の花園を巡る気持ちで、名画鑑賞はいかがでしょう。
アマビエだけじゃない! お部屋に飾れば悪厄退散!? ジャパニーズ吉祥アート
新型コロナウィルス禍を受けて、一躍人気者となったアマビエ。日本では古くから吉祥を寿ぎ、縁起を担いだ様々な象徴が愛されてきました。見れば心も晴れやかに、お部屋に飾れば悪厄退散!?「厄除け」や「疫病除」のご利益をもたらすと言われているモチーフを中心にご案内いたします。
麗しの薔薇 10選
「花の女王」として世界中に愛される薔薇。数々の神話や物語を生んだこの花は、日本では万葉集の昔から親しまれ、江戸期には園芸の流行、さらに明治以降には上流階級を中心に急速に愛好されるようになりました。薔薇という艶やかにして尊い無二の花。そのモチーフに込めた画家の愛情と挑戦を御覧ください。
満開!お家で楽しむ愛でる4月のお花見
せっかくのお花見シーズン、外出自粛の対応で存分に楽しめないうちに桜前線も北上。そんな時は美術、絵画の世界でお花見をしましょう。お部屋に一枚、一幅飾れば、そこは満開の花の園。また、桜と美人の取り合わせも春らしい彩と美しさを誇っています。自分だけの逸品、自分だけのお花見の席を見つけてください。
竹久夢二「夢に生きる」
とろりと黒目がちに潤む瞳、物憂げな、どこか淋しげな表情。
「夢二式美人」といわれる叙情的な女性像は、世の男性、女性、そして多感な乙女たちの心を今も虜にし続けています。ところで、49歳でこの世を去った夢二の戒名をご存知でしょうか。
膠彩画(こうさいが)と膠彩(ジャオサイ)
チン・ペイイさんのプロフィールにも登場した「膠彩(ジャオサイ)」とは、簡単にいいますと、日本画と同じ技法を用いた制作方法です。日本ですと、この「膠彩画(こうさいが)」は「日本画」という大きなくくりで呼ばれることが多いため、ほとんど耳にしないかもしれません。変わって台湾では「膠彩」は「ジャオサイ」と発音します。
難しくて楽しい伊藤晴雨の世界【その4】(最終回)
長々と連載しておりました「難しくて楽しい伊藤晴雨の世界」の【その4】最終回をお送りします。徐々に解釈が苦しくなってきましたが、残りの難問に挑んで参りましょう。では、【右下】半身が瓢箪に隠れた人物。特徴的なのは背中に染め抜かれた「丸に二つ引」の家紋。
難しくて楽しい伊藤晴雨の世界【その3】
さて、お次は…【右中央】には、桶?を置いて頬杖ついている人物。なんだか、とぼけた雰囲気のこの人物。着物の模様が丸紋の「宝尽くし」文様なところにご注目。丸紋の「宝尽くし」は狂言の装束に使われることが多い柄です。
難しくて楽しい伊藤晴雨の世界【その2】
この中央にデンっと描かれた「瓢箪から駒」はわかりやすいものの、そのほか瓢箪の周りに描かれた着物姿のモチーフ達、これらの題材は一体なんなのでしょうか。「瓢箪から駒」と同じ様に「ことわざ」でくくったモチーフでしょうか…。と、悩み始めた編集スタッフが本紙の謎を解決(?)していく過程をお送りいたします。
難しくて楽しい伊藤晴雨の世界【その1】
伊藤晴雨(いとうせいう)の一見すると何気ない作品、江戸風俗が描かれた作品、サラリと描かれた作品に時にうっすらと、また時にはっきりと込められたモチーフ。今回はその伊藤晴雨の生い立ちを中心に「そうだったのか!」をご案内いたします。
妖怪と幽霊
2014年は5月から真夏日が各地で記録されるなど、猛暑の兆しが…。
そこで秋華洞からちょっと早い暑中お見舞い。妖怪や幽霊の浮世絵であなたにぞくっとする涼しさをお届けします!
春画解体新書
盛況のうちに幕を閉じた大英博物館での「春画展」。
入場規制をする日もあるほどの人気で、社会的にも大変注目が高く、イギリスの大手新聞にも大きく取り上げられました。
しかし残念なことに本家、日本での巡回展開催はかなわず......。
そこで、秋華洞が緊急企画として春画展を開催します!(展覧会は終了しました)
史上最強のエンターテインメント 仮名手本忠臣蔵
秋華洞から歩いて10分の歌舞伎座では、新開場こけら落としの公演として「仮名手本忠臣蔵」を11月から2か月連続上演。
そしてナント! 忠臣蔵は日本だけのものではありません。キアヌ・リーブス主演の「47RONIN」は12月6日に封切り!
元禄赤穂事件を大胆に脚色した「仮名手本忠臣蔵」の人気は今も衰えません。なぜ私たちは忠臣蔵に惹かれるのか?そのヒミツを浮世絵から探ります。