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「明治時代美人画集」
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サイズ総丈41.0×31.6×h3.5cm
素材絹本着色
備考画帖
23図
落款・印
鏑木清方《雛壇下》は『文芸倶楽部』21巻4号(博文館、大正4年)口絵、《菖蒲湯》は『講談雑誌』2巻5号(博文館、大正5年)口絵|山川秀峰《鬘下地》((名所合せ十二集の内 新富町)は『文芸倶楽部』27巻11号(博文館、大正10年)口絵、《池渡る風》(名所合せ十二集の内 浅草公園)は27巻12号(博文館、大正10年)口絵
東京美術倶楽部鑑定書(鏑木清方のみ)
23図
落款・印
鏑木清方《雛壇下》は『文芸倶楽部』21巻4号(博文館、大正4年)口絵、《菖蒲湯》は『講談雑誌』2巻5号(博文館、大正5年)口絵|山川秀峰《鬘下地》((名所合せ十二集の内 新富町)は『文芸倶楽部』27巻11号(博文館、大正10年)口絵、《池渡る風》(名所合せ十二集の内 浅草公園)は27巻12号(博文館、大正10年)口絵
東京美術倶楽部鑑定書(鏑木清方のみ)
作品番号A2-98-048
キーワード美人画
作品解説
鏑木清方の二点はいずれも大正時代の雑誌の口絵に使われている。おそらく他の作品もその類であろう。鏑木清方のろうそくを持てる女と入浴女はさすがの魅力だが、こういう画帳の面白さは意外な作家に力を感じるところだ。例えば山川秀峰が描き分ける女性のキャラクターと筆法は木版画の世界で一世を風靡した彼ならではのバリエーションがあるし、寺島紫明の丸顔で寒空で息を吐く少女の愛らしさ、木谷千種の全身像の構図と筆の巧みさ、島成園の細面の女に秘められた色気などである。明治、大正時代は美人画が最も熱かった時代であったと思わせるが、女たちもまたこの時代最も幸せだったのかもしれないとさえ感じさせる。
鏑木 清方(かぶらき きよかた)
明治11(1878)東京~昭和47(1972)神奈川 日本画家。本名健一。水野年方に師事。挿絵画家として身を立てる一方、本格的な日本画に取り組む。大正画壇の中心を担う第一人者として活躍し、東京の下町風俗や当世風の美人を終生描き続けた。帝展審査員。
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