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「冬日有春光」
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サイズ29.3×25.7(115.2×37.4)cm
素材絹本着色
備考軸装
落款・印
木村荘八箱
劉生の会鑑定書
大正12年作
シミ
落款・印
木村荘八箱
劉生の会鑑定書
大正12年作
シミ
作品番号A2-99-326
キーワード花・植物
作品解説
しなるように反った筍とカーネーションは流麗な線で描かれており、静物画でありながらどこか動きを感じさせるほどの生命力にあふれています。重厚感のある油絵で有名な劉生ですが、大正末期から東洋趣味に傾きはじめ、日本画も描くようになります。大正12年作の本作は劉生の初期日本画の特徴である宋元画の影響がみられ、モチーフを淡い色彩で繊細に描いています。
岸田 劉生(きしだ りゅうせい)
明治24(1891)東京~昭和4(1929)山口 洋画家。漢学者、実業家として活躍した岸田吟香の四男として生まれる。黒田清輝が指導する白馬会葵橋洋画研究所へ入り、油絵を学ぶ。斎藤与里、木村荘八らとフュウザン会を結成、のち草土社を興す。風景画、静物画の他、娘・麗子の肖像画シリーズで独自の画境を開いた。大正末期から次第に初期肉筆浮世絵や宋元画に傾倒し、画風も東洋的となり、晩期には独自の鋭さのある日本画も多数制作する。
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