作者不詳
「源氏物語図屏風」
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サイズ95.8×275.8(106.9×288.2)cm
素材紙本着色
備考屏風
六曲一双
穴、表具に傷み
作品番号A2-93-376
作品解説
源氏物語の場面を取り合わせた屏風です。紙面上段右は「紅葉賀」のうち、源氏が幼い紫の上を訪ねる場面、左は「橋姫」から、月の下で楽器を奏でる宇治の大君と中の君を薫が垣間見るところです。下段右は「初音」より、子の日の小松引きの場面、左は「夕顔」で源氏が六条御息所を訪れた翌朝の場面が描かれています。作風からして江戸時代中期狩野派の作でしょう、当時の武家では婚礼の際の調度品として源氏物語の屏風が好まれました。本作も、精密な描写や豊かな彩色で華やかに彩られたハレの日にふさわしい作品です。
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秋華洞
Vol.77
2024「冬号」
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