「婦人像」
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サイズ63.5×48.1(82.0×67.0)cm
素材紙にコンテ
備考額装
画中にサイン
小磯良平鑑定委員会鑑定証
昭和35年頃作
シミ、ヤケ
作品番号A2-96-226
作品解説
憂いを帯びた眼差しの佳人。彼方へ馳せる想いと呼応するように、身体も自然と前方に引き寄せられていくかのようである。コンテの柔らかな陰影が静穏な画面を構築し、光と陰の境目に引いた力強い描線がアクセントとして全体を引き締めている。裏面においても思索に耽る婦人が描かれるが、表面とは対照的に表情は和らぎ、右腕に重心をかけて寛いだ様子である。 素描を通じて人物の心の機微を描出しようとした、小磯の制作態度が垣間見えよう。
小磯 良平(こいそ りょうへい)
明治36(1903)兵庫~昭和63(1988)兵庫 洋画家。東京美術学校(現:東京芸術大学)西洋画科を首席で卒業後、フランスに留学。写実に優れ、モダンな感覚で端正な女性像や、市民的な画題を描いた。また、肖像画だけではなく、群像表現も得意とした。在学中に《兄妹》が帝展入選。《T嬢の像》が帝展特選を果たす。東京芸術大学名誉教授。芸術院賞受賞。文化勲章受章。
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