「見立宇治川先陣争 美人打蛍図」
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サイズ93.5×30.5(173.0×40.0)cm
素材絹本着色
備考落款・印
作品番号A2-94-267
作品解説
手前の女性の団扇の紋所は梶原景季のもので、奥の女性の団扇に描かれるのは佐々木高綱の紋所です。背景の隅田川と両国橋は宇治川と宇治橋に見立てられており、蛍を追う二人の芸者によって、源平合戦の宇治川の先陣争いが表されています。景季が馬の腹帯を締めなおしている間に、高綱が一番乗りの功名を立てんと川に飛び込む、勇猛な場面を、つり目、受け口、湾曲した体のラインなど北馬独自の画風によって優美な情景に仕立て上げた、最晩年の優作です。
蹄斎 北馬(ていさい ほくば)
明和8(1771)江戸~弘化元(1844)。 浮世絵師。別号に葛飾北馬、駿々斎、秋園。葛飾北斎の門人。美人画の肉筆が多いが、その他狂歌本や読本の挿絵も手がける。
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