「春日」
価格売約済
サイズ30.0×40.0(51.0×60.0)cm
素材板に油彩
備考額装
「春陽会第28回展」(昭和26年)出品、同画選集所収、『生誕100年木村荘八展』図録(練馬区立美術館、福島県立美術館、平成5年)所収
昭和26年頃
経年劣化、額に傷
作品番号A2-93-090
キーワード風景
作品解説
窓外風景は木村荘八の晩年期の重要なテーマです。彼はこの連作を「リアリズムの勉強」と言い表しています。見えたままに描くのではなく、彼が感じ取った、世界の本質をいかに色と形の構成によって再現するか、ということの勉強なのでしょう。第28回春陽会に出品された本作は彼の勉強の成果の結集と言うべきものです。
木村 荘八(きむら しょうはち)
明治26(1893)東京~大正33(1958)東京 洋画家。京華中学校卒業。白馬会葵橋洋画研究所に学ぶ。フュウザン会結成に参加、草土社創立会員、春陽会設立に客員参加。小説などの挿絵を手がけるかたわら文筆にも優れ、『東京繁盛記』で日本芸術院賞恩賜賞を受賞。
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