「東大寺」
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サイズ59.7×44.3(77.5×62.5)cm
素材キャンバスに油彩
備考額装
画中にサイン
共シール
昭和56年作
本体12号
作品番号A2-99-218
作品解説
「日本の土地はどこに行っても美しいが、奈良の土地からせまって来るものの中には、本能の如く強いものがある。」そう語った須田剋太は、奈良の古典芸術をこよなく愛し、憧憬し、何より芸術家としてその美しさに浸ることを至上としてやみませんでした。古都への傾倒によって画中に描きとめられた画家の情景は、荒々しい筆運びも軽やかな色彩によって溶け込み、どこか清々しさを覚えるような独特の調和をなしています。
須田 剋太(すだ こくた)
明治39(1906)埼玉~平成2(1990)兵庫 洋画家、書家。本名勝三郎。独学で絵を学び、光風会展や官展で活躍。戦後は長谷川三郎の影響を受け抽象画を制作、国内外で高い評価を受ける。書の世界にも深く傾倒し、抽象、具象、書と幅広く活動した。
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