「東大寺」
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サイズ34.3×22.6(47.0×35.0)cm
素材紙にグワッシュ、ミクストメディア
備考額装
画中にサイン
共シール
「須田剋太展」(三越松山店、昭和63年)、「須田剋太展」(松屋銀座 主催朝日新聞社、平成2年)出品同図録所収
昭和63年
本体4号
作品番号A2-99-217
作品解説
1971年から没するまでの約30年間にわたり、須田は司馬遼太郎と共に旅し、その間彼が週刊朝日に連載した紀行文『街道をゆく』の挿絵を描き続けた。紀行では1984年3月初旬に東大寺を訪れており、本作はその4年後、部分的に写真記事の切れ端を用いたコラージュを施しながら再び東大寺を描いたものと推察される。力強い印象を残しながらも淡く映し出された拝殿は、あたかも画家の記憶に浮かぶ面影を見ているかのようである。
須田 剋太(すだ こくた)
明治39(1906)埼玉~平成2(1990)兵庫 洋画家、書家。本名勝三郎。独学で絵を学び、光風会展や官展で活躍。戦後は長谷川三郎の影響を受け抽象画を制作、国内外で高い評価を受ける。書の世界にも深く傾倒し、抽象、具象、書と幅広く活動した。
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