「裸婦と馬」
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サイズ36.2×24.8(43.0×32.4)cm
素材紙に水彩
備考額装
画中にサイン
共シール
日本洋画商協同組合鑑定証
昭和30年頃作
折れ
作品番号A2-96-333
キーワード動物・鳥・魚
作品解説
本作は渡米直前に制作された《馬と道化》(1955)の習作と思われる。猪熊が憧憬の対象たるマティスの影響から離れて、完全にキュビスムへ移行したのがその頃であり、人と馬は独自のデフォルメが行われているのに加え、背景は抽象的な色面へ と分解されている。曲芸用の長鞭を掴む裸婦と、フランス国旗を連想させる配色は、「三度の飯よりシルクが好き」と語った猪熊の、パリのサーカスの思い出を伝えている。
猪熊 弦一郎(いのくま げんいちろう)
明治35(1902)香川~平成5(1993)東京 洋画家。本名玄一郎。旧制丸亀中学校(現:香川県立丸亀高等学校)卒業後、上京し本郷洋画研究所に通ったのち、東京美術学校(現:東京芸術大学)洋画科に入学。藤島武二に師事し、在学中に帝展への入選を果たすも中退。戦時を挟んだ渡仏・渡米のなかで国際展への出品が続き、高い評価を得る。のちニューヨークやハワイに拠点を移し、独自の抽象表現的作風を確立。挿絵やデザインのほか、壁画などの公共事業も数多く手掛けた。丸亀市に猪熊弦一郎現代美術館がある。
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