「円窓美人」
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サイズ32.0×26.8(51.0×45.3)cm
素材絹本着色
備考額装
落款・印
東京美術倶楽部鑑定書
昭和10年頃作
少々シミ
作品番号A2-95-358
キーワード美人画
作品解説
円窓の内で煙管を手にするのは江戸中期ごろの遊女であろう。窓外の蕾もほころぶ白梅には目もくれず、視線の先にあるのは馴染みの客か、それとも想い人の姿だろうか。やや小さく描かれた遊女は部屋の奥に座し、円窓の縁、手前に張った梅の枝とともに、上品ながらもしっかりと遠近感を強調する。それは、彼方の遊女を垣間見るように視線を上げて鑑賞する構図と相まって、松園の清廉な世界感と絵画的奥行きの内に観者を取り込んでいるようである。
上村 松園(うえむら しょうえん)
明治8(1875)京都~昭和24(1949) 日本画家。本名津禰(つね)。鈴木松年、幸野楳嶺、竹内栖鳳らに師事。《花がたみ》《序の舞》をはじめ、女性ならではの視点で描く清澄な美人画を数多く遺した。帝国芸術院会員、文化勲章受章。
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