「神立」
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サイズ48.7×57.8(164.0×74.7)cm
素材絹本着色
備考軸装
落款・印
共箱・二重箱
東京美術倶楽部鑑定書
昭和15~24年頃作
表具にシミ
作品番号A2-94-213
キーワード美人画
作品解説
一天にわかにかき曇もり、稲光をともなった夏の雨が軒先に降り注ぐ。神立。窓打つ雨と雷鳴、風鈴の音を聞きつけてか、麗しい顔を覗かせた佳人であるが、雨戸を閉める手も止めて視線はどこかうっとりと空に囚われている。湯上がりであろうか。たっぷりと開いた浴衣から除く白い胸元、風に靡くほつれ毛からは女性の色香が沸き立つ。美人画の祖型たる初期浮世絵や風俗画的な要素と、あくまで美しく純化された世界観とが融合する、深水の理想が体現された一枚である。
伊東 深水(いとう しんすい)
いとう・しんすい 明治31(1898)東京~昭和47(1972)東京 日本画家。
本名一。中山秋湖、鏑木清方に師事。美人画において浮世絵の伝統のもとに現代風俗を主題とした新しい画境を築いた。帝展・新文展・日展審査員、日本芸術院会員。帝展特選、日本芸術院賞受賞。
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