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「錦秋大和」
作品解説
金と黒による明快なコントラストでもって眼前に立ち並ぶ寺院。木々や建築の細部は過剰とも思えるほどの筆致で描き起こされ、画中を埋め尽くす荘厳な世界観が現実味を帯びながら我々を圧倒させます。夕焼け色の空に紅葉の赤が濃く照り映え、深い緑へと濃紺をたらしこんだ秋の夕暮れに郷愁を重ねずにはいられません。
後藤 純男(ごとう すみお)
昭和5(1930)千葉~平成28(2016) 日本画家。山本丘人、田中青坪に師事。四季折々の古都の風景を、金泥を巧みに用いて端正に描き、高い評価を得る。北海道富良野に後藤純男美術館がある。総理大臣賞受賞、文部大臣賞受賞、院展大観賞受賞、東京芸術大学教授。日本美術院評議員。
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