「微睡」
価格売約済
サイズ34.5×18.0(128.0×28.3)cm
素材紙本着色
備考軸装
落款・印
濱田台兒箱
『20世紀日本の美術 2 上村松園/伊東深水』(集英社、昭和61年)所収
大正10年頃作
ヤケ、折れ、表具にシミ
作品番号A2-94-396-01
キーワード美人画
作品解説
当時流行の黒衿をかけた着物に黒の羽織、加えてたっぷりと結上げた黒髪が佳人の白い肌を一層際立たせる。静かに目を伏せるこのモデルは、大正8年に深水と結婚した好子夫人であり、この頃の深水は麗しい妻をモデルに多くの美人画の名作を生み出した。更紗の帯を縮めてS字にくねらせた身体は女性の柔らかい肉感を伝え、挿絵制作で培った豊かな情感の描写とともに作品に独特な色気をもたらしている。
伊東 深水(いとう しんすい)
いとう・しんすい 明治31(1898)東京~昭和47(1972)東京 日本画家。
本名一。中山秋湖、鏑木清方に師事。美人画において浮世絵の伝統のもとに現代風俗を主題とした新しい画境を築いた。帝展・新文展・日展審査員、日本芸術院会員。帝展特選、日本芸術院賞受賞。
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