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「こたつ」
作品解説
勝川春章の《婦女風俗十二ケ月 十月 炉開》に着想を得たと思われる、炬燵にあたり読書する後ろ姿の《十六の女》で、深水は大正4年の文展に初入選を果たしています。風俗画や浮世絵など、古典の美人画の研究を重ねた深水。本作の初々しい佳人も、深水が最も好んだという春信の錦絵に描かれるような、楚々とした横顔です。
伊東 深水(いとう しんすい)
いとう・しんすい 明治31(1898)東京~昭和47(1972)東京 日本画家。
本名一。中山秋湖、鏑木清方に師事。美人画において浮世絵の伝統のもとに現代風俗を主題とした新しい画境を築いた。帝展・新文展・日展審査員、日本芸術院会員。帝展特選、日本芸術院賞受賞。
本名一。中山秋湖、鏑木清方に師事。美人画において浮世絵の伝統のもとに現代風俗を主題とした新しい画境を築いた。帝展・新文展・日展審査員、日本芸術院会員。帝展特選、日本芸術院賞受賞。
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