美人画づくし(サイン本)
美人画 の逆襲が始まった――
異才の日本画家18人が描く綺羅星のごとき“現代の 美人画 ”が揃い踏み!
池永康晟 監修
価格2,800円+税
出版社芸術新聞社
発売日2016-09-23
池永 康晟(いけなが やすなり)
1965年大分県生まれ。大分県立芸術短期大学付属緑丘高等学校卒業。自身で染め上げた麻布に岩絵具で描く美人画が、独特な質感と芳香を放つ。文房具や本の装丁など海外からのオファーも多い。2014年に刊行された画集「君想ふ百夜の幸福」はロングセラーを続けている。AKBとのコラボ、版画やぬりえ、カレンダーの発売の他に美人画集の監修を行うなど活躍の場を広げている。
岡本 東子(おかもと とうこ)
京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科日本画専攻修士課程修了。
日本画家。対象の本質を正視し、特に女性の内面を撫でるように丹念に描き出す。その筆力は、目に見えない温度や湿度、空気までも画面に写しこみ、幽玄な世界を作り上げる。濃密で不思議な吸引力を持った作品は観者を捕らえて離さない。
中原 亜梨沙(なかはら ありさ)
沖縄県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程日本画専攻修了。
日本画家。カラフルな装飾に彩られた女性像。その普遍的な愛らしさには、繊細さと大胆さが共存する。“スタートラインがどこであろうと生きようとする力さえあれば輝ける”。「今」とその先へと続く煌めきをテーマに精力的に制作を発表する。
大竹 彩奈(おおたけ あやな)
埼玉県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻 日本画研究領域修了。
日本画の特徴とされるものが線で何かを表すこととするならば、その「線」の美しさで現代では右に出るものはいないのではないか、と思わせるのが大竹彩奈が女性を描く線である。慎重にさりげなく選びとられた線が、日本女性の色香を余すところなく表現する。日本画という技法がこれほど女性像を描くのにふさわしいものであったのかを改めて気づかされる彼女の作品たちは、まだそのドラマを始めたばかりである。
田口 由花(たぐち ゆか)

日本画滅亡論が叫ばれてもう何十年の歳月が流れた。膠の岩絵具で描くいわゆる日本画に未来はあるのか。其の議論をよそに、彼女は素直に江戸と明治の日本画群に対する敬意と、女性としての女性の存在への畏敬を其の作品に描きこむ。
人と生き物の描写の熱量をどこまで高めて現代の作家として芸術に向き合うのか。孤独な戦いに彼女は毎日挑み続ける。

内容紹介
美人画の逆襲が始まった――
異才の日本画家18人が描く綺羅星のごとき“現代の美人画”が揃い踏み!
池永康晟監修

▼掲載作家
蒼野甘夏/阿部清子/池永康晟/イヂチアキコ/大竹彩奈/岡本東子
顧洛水/寒河江智果/坂根輝美/佐久間友香/田口由花/丁子紅子
中原亜梨沙/平良志季/佛淵静子/宮﨑優/森本純/山科理絵

▼読み物
監修者インタビュー 美人画の逆襲
美人画めくるめく◎池永康晟×大竹彩奈×坂根輝美×田口由花
美人画の系譜 浮世絵編◎安村敏信
美人画の系譜 近代編◎松原洋一
美人画と広告◎田島奈都子
美人画と女性画家◎小川知子
(敬称略)