2009-06-07日本美術そうだったのか通信
Vol.185 美術の産地直送?

□■『日本美術そうだったのか通信』Vol.185 美術の産地直送? □■
2009/6/7発行

発行 株式会社 秋華洞http://aojc.co.jp/
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もくじ
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0 ご挨拶
1 画廊生活、銀座おとよりせ
2 伊藤さんの本アゲイン
3 ネットにGO
4 会員制度のご案内

■□■ ご挨拶 ■□■□■

こんばんわ、雨が続きますね。

秋華洞 田中千秋です。

北朝鮮のミサイルと核、イランの大統領選、新たな方向を模索するアメリカなど、
常に変化する世界情勢を尻目に、もう数年の立ち往生を決め込んでいる日本の政治に、
この雨以上にいらだちを感じる今日この頃です。

鳩山さんの「友愛」もいいですが、軍事的な日本の立ち位置、経済的な方向性に
ついての「問い」さえ設定できない政党の状況に、ひよわさを感じるのは私だけ
ではないでしょう。

経済と言えば、本気で年金問題と、契機を考えるならば、子育て対策をとるべきなのに、全くといっていいほど、たとえば
保育への予算はつけられていません。弊社でも、復帰予定の女性が、保育園の未
整備のために戻ってこれない事態が発生していますが、「臨時予算」の多くが、
「虎ノ門」の「特殊法人」に注ぎ込まれているようです。

「景気」と「年金」を解決するカギは、「人口」でしょう。子供を増やして、な
おかつ移民を受け入れる準備も必要かもしれません。

総じて思うのですが、日本人は良い意味でのプライドを、取り戻すべき時が来ていると思います。本当の幸福は何か。誇り
とは何か。

ゴハンをみんなで食べる、というのが基本でしょうが、それにもまして必要なのは、やはり「文化」でしょ
う。芸術でしょう。太古の昔から、壁画を描き、歌を歌い、踊り、世界観、宇宙
観をはぐくんできたもの。「日本」が生き残っていくためにも、もっと日本の文
化を楽しんでいただきたい。

教育と文化、に予算をつけずにどうするのでしょう。ハコモノもいいですが、もっ
とソフト自体(古い物も、新しい物も)に光を当てるべき。

いつも手前味噌に強引に持って行ってますが(^^ゞ 、そう、思います。

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 新企画カタログ「産地直送」 

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いつもいつもそうなのですが、今度の新企画、私が花田美術さんと共同経営する
クレドオークションから発行される「銀座カタログ」、進行パツパツで進んでい
ます。

カタログへの出展店舗の絞り込み、広告出稿のお願い、表紙のロケハン、作品の
選定、解説など、今までの秋華洞カタログとは勝手の違うこと、手間のかかるこ
とも多く、バタバタしているところです。

進行は早め早めにやっていこうとしていても、意志がひとつになって、流れを作
るまではなかなか大変なものですね。

でも、今は大きく潮が満ちようとしています。

先日は、表紙撮影のロケハンに行って参りました。(数カ所候補があります)
あなただけに、そっとその様子を。。
http://www.aojc.co.jp/blog/2007/06/post-54.html

美術のある生活の喜びが、さりげなく伝わる表紙を考えています。
テーマの一つは「産地直送」。そう、銀座は美術の巨大な供給基地。そこから、
ダイレクトにみなさんに情報をお届けしたい。

今回は冒頭、新カタログの「立党」宣言として、美術の流通の実態とこれからの
方向について、対談を行いました。私たちは、流通に関しては、デパートさん、
オークションさん、交換会や、同業者、そしてネット会社などと、深く交流があ
るので、言いにくいことも多いのですが、あえて大胆に語れないかな、と思いつ
つ、実際にしゃべると、こりゃあオモテに出せないな、というハナシも多く、さ
てどうしたものかと、今アタマを悩ませています。。。と此処に書くのもヒヤヒヤだったり。。。

までも、いいたいことは、デパートも、オークションも、画廊、ネットもそれぞ
れのメリットがあり、またデメリットもある、という事ですね。で、もちろん私
たちは画廊を利用してほしいのだけど、それぞれの良さも認めつつ、お客さんに
選んでもらえるアピールをしていきたいと思っています。

どういう記事になるかはお楽しみとして。。

しかし、画廊の強みは、なんといっても美術購入の満足感。人と人との本当のふ
れあいがあるところでしょう。秋華洞は、ネットでアピールしていますが、本当
にやりたいことは「あなた」とコミュニケーションをすることです。その良さ、
をもっと経験してもらいたい、と願っております。

あ、そうだ、それとですね、やっぱりドラマですね。

どこかの画廊とつきあうことや、若い作家、物故作家を買うことは、その作家の
「物語」を共有することなんですね。ともうしますか、ドラマそのもの。ウチで
言ったら、まあ変な話、私が美術に近づき、時に打ちのめされ、時にはじき返さ
れる、あるいは高次のステージに進んでいく、そのドラマを共に生きることです
ね。

若い画廊、若い作家とつきあう、ということは、何か新しい芽吹きを感じたいの
かもしれない。老舗や、物故作家とつきあうのは、確立された風格を味わいたい
のかもしれない。で、そのドラマという意味では。。。以下、伊藤さんの本。

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 伊藤康子さんの本アゲイン

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もう、猛烈お姉様伊藤康子さんの猛チャージに答えて、も一度広告を載せてしまいます。
伊藤さん、ウチのアピールもよろしくね。(^^ゞ

題して、「800万円のきものを千円のTシャツのように売る技術―ネットショップ成功の極意」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4804717412?ie=UTF8&tag=syukadodecchi-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4804717412

きもの人
http://www.kimono-bito.com/index.htm

伊藤さんがネットショップ成功の秘訣として書いているのは、要するに「自分のドラマ」を売りなさい、という事だろうと思います。
伊藤さんの店で着物を買う人は、伊藤さん、というドラマに共感し、応援してい
るのではないでしょうか。で、応援してもらえるように、頑張る。表現する。時
代はネット、ネットは「人」ですよね。

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 ネットで愉しむ秋華洞

http://www.syukado.jp(日本語)
http://www.japanese-finearts.com/(English)

今回も、カタログの中から一点紹介。

山口蓬春
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A09-0146.html

ちょっと季節が早いですが、秋の画題。この掛け軸は今回のカタログで、見ると
一番息をのむ作品です。しかも犯罪的な安さ。この作家はもっと高くないとオカ
シイのです。

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秋華洞社長・田中千秋の「丁稚ログ」

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 カタログ会員へのお誘い

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先ほどの紹介しましたが、以下毎度おなじみで。

秋華洞では、今まで無償でご提供してきたカタログを、
会員制として年間購読の形にさせていただくことになりました。

会員(年会費2000円)になると、次のような特典があります。
年4回以上発行の、カタログ誌「秋華洞」を配布。
秋華洞ニュースレター(月刊)をお届け。
そのほか、会員ならではの情報をお届けします!

お支払いはご面倒かと思いますが、今後よりきめ細やかなお客様へのサービスを
行うために、こうした制度を設けさせていただくことになりました。

会員様には、プレゼント企画なども考えていきたいと思います。
この機会に是非お申し込み下さい。

会員申し込みはこちら↓
https://www.syukado.jp/jp/support/catalog/mpmailec/form.cgi

ただ、まだカタログ見たこともないのに、とりあえず一部ほしい、
という方のために、「カタログお試しキャンペーン」も行っています。
とりあえず最新号がほしい、という方は下記からお申し込み下さい。
次号以降もお求めの場合は、同封の振替用紙からお支払い下さい。
※このキャンペーンは少し延長しています。一部500円で配布の予定。

お試し請求もこちら
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なお、お試しカタログから何か一点お買い上げいただいた場合には、
☆特別会員☆として、
次号からカタログを1年間お送りいたします。

みなさまの入会をお待ちしております!

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近代絵画・現代絵画を軸とし、さらに、鎌倉・室町時代より、現代に至る
まで、あらゆる分野で活躍した画家・高僧・武将・文人・歌人・俳人の手に
よる絵画・書蹟、時代屏風、絵巻、古文書、古写本、古版本、稀覯本(きこ
うぼん)を専門とし、その他、彫刻、工芸品、茶道具など、多岐にわたって
対応致します。

弊社は50年にわたり日本美術商として活躍した代表・田中自知郎が長男・
田中千秋と共に、平成15年に「有限会社アートオフィスJC」として設立され、
その後平成18年に「株式会社秋華洞」と商号変更致しました。

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