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作者不詳
「聖徳太子勝鬘経講読図」
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サイズ125.3×51.2(203.2×68.5)cm
素材絹本着色
備考軸装
中川一政箱
室町時代頃作
経年劣化
中川一政箱
室町時代頃作
経年劣化
作品番号A2-93-618
作品解説
"【解説】
聖徳太子による推古天皇御前での勝鬘経講讃の様子は、太子の主要な功績の一つとして『聖徳太子伝暦』の太子35歳条に記載されている。冠を戴き、塵尾を執り、袈裟を纏って説法をする太子、その前には蘇我馬子がぬかづく。手前に散る大ぶりの連花は講讃の最終日に降ったと伝わる。本作と同構図のものとして、鎌倉時代末頃制作の四天王寺本のほか、文永2年(1265)の年記のある木版画の存在が知られる。本作もそれを模したものであろうか、作風から見るに室町頃の作と推定される。"
聖徳太子による推古天皇御前での勝鬘経講讃の様子は、太子の主要な功績の一つとして『聖徳太子伝暦』の太子35歳条に記載されている。冠を戴き、塵尾を執り、袈裟を纏って説法をする太子、その前には蘇我馬子がぬかづく。手前に散る大ぶりの連花は講讃の最終日に降ったと伝わる。本作と同構図のものとして、鎌倉時代末頃制作の四天王寺本のほか、文永2年(1265)の年記のある木版画の存在が知られる。本作もそれを模したものであろうか、作風から見るに室町頃の作と推定される。"
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