「太夫禿道中図」
価格売約済
サイズ88.5×40.0(172.0×52.5)cm
素材紙本着色
備考軸装
落款・印
「開館記念 肉筆浮世絵 麻布美術館 ―江戸文化の華―」(麻布美術、昭和59年)出品、同図録所収
経年劣化
作品番号A2-92-518
キーワード美人画
作品解説
太夫の着物には白地に『伊勢物語』より「東下り」の場面が描かれ、禿の赤い源氏車柄の振袖と相まって、対比も鮮やかで気品すら感じさせる本作。一見、絹本に描かれた作品と思いきや、背景に見える布目の格子は、実際は紙本に繊細に墨描きされたものです。経年によって帯びた飴色の古色が却って絹地の表現を引き立て、この変化さえ計算のうちと思わせる巧みさです。
梅翁軒 永春(ばいおうけん えいしゅん)
生没年不詳 浮世絵師。元禄期から享保期にかけて江戸で活躍した懐月堂派の絵師と見られている。肉筆の美人画を得意とし、頭部の小さな女性を優雅でしなやかな作風で描いた。
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