2010-07-22日本美術そうだったのか通信
『日本美術そうだったのか通信』Vol.224 アートで「夏」を感じよう

2010/7/22発行

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もくじ
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・ご挨拶&お知らせ
・意外にがんばってます!秋華洞発行「ニュースレター」
・最新カタログよりご紹介 ~繰り返し描いたもの 青木大乗~ 
・ネットで愉しむ秋華洞 ~新着作品~

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■□■ ご挨拶&お知らせ □■□■□■□■□■□■

 暑い…。梅雨が明けたら一気に夏がやって来ました。秋華洞のスタッフブログ
では、海にちなんだ浮世絵をご紹介しています。

秋華洞 スタッフブログ「海と富士と夕焼け」
http://www.aojc.co.jp/staff_blog/

もう何年も海では泳いでいませんが、今年はなんだかよせては返す波にもまれた
い気分。水の事故には十分気をつけて、早足の夏を堪能したいと思っています。

さて、今回も新作情報や作家の紹介など、アートな情報満載でお届けいたします。
ぜひ最後までお付き合いください。

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■□ 意外にがんばってます!秋華洞発行「ニュースレター」 ■□

 メルマガでも多々取り上げている秋華洞発行の定期カタログ。実は年間で弊誌
をお取りいただいている方には月イチでニュースレターをお送りしています。

 カタログでは伝えきれなかった作家の興味深い経歴や、美術に関する豆知識な
どを、社長とスタッフ渾身の文章でお伝えしているニュースレター。特集記事で
スポットを当てた作家を主人公にしたミニ漫画も人気です。

 正直素朴で、手作り感いっぱい、さらに忙しい時には発行が遅れたりもする
(すみません。。。)ニュースレターですが、もしかすると秋華洞の雰囲気が一
番伝わりやすい媒体かもしれません。

 ご興味のある方はぜひカタログ会員にお申し込みください。お待ちしておりま
す。

カタログ会員申込み または 今号のみ請求の窓口は↓まで。
https://www.syukado.jp/jp/support/catalog/mpmailec/form.cgi

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■□最新カタログよりご紹介 ~繰り返し描いたもの 青木大乗~■□

 次号カタログの編集が急ピッチで進行中です。一方で、最新カタログ『初夏』
号も、まだまだその魅力は衰え知らず。興味深い経歴の作家が多いだけに、調べ
れば調べるほど絵の魅力が増していきます。

今回はそんな中から目に鮮やかな『鯛』を一匹ご紹介しましょう。

青木大乗は明治24年に大阪で生まれました。中学を卒業すると、京都の関西美術
院で洋画を、京都市立絵画専門学校で日本画を学びました。その後「新燈社洋画
研究所」を創設するも約10年で解散、以後日本画に専念するようになりました。

昭和12年には結城素明、川崎小虎と共に「大日美術院」を結成、積極的に公募展
を開催し、新しい日本画のかたちを見つけようとします。しかし同院もおよそ15
年の歳月を経て解散、その後は無所属で欧米や中国を旅行し、洋画の趣向を取り
入れた写実味あふれる作品を数多く発表しています。

カタログ24号No.28『鯛』は、陶器の大きなうつわに、でんと一匹まるごと鯛が
乗せられています。そのふっくらとした腹とうろこの紅色が、陶器に描かれた青
の模様に引き立てられ、いかにも高級魚、といった風情。刺身や煮付にしたらお
いしそうです。

大乗さんは繰り返し鯛と青い器の組み合わせを描いています。もしかしたら自然
の美と人の生み出した美のコントラストに魅せられていたのかもしれません。日
本画と洋画、それぞれの善し悪しを知り、最終的には何にも属さず独自の画境を
拓こうとした彼の、静かなる信念が一枚の絵から伝わってきます。

青木大乗『鯛』
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A2-85-73.html

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■□■ネットで愉しむ秋華洞 ~新着作品~ ■□■□■□■□■□■
□ 中村左洲 『波ニ千鳥図』
スピード感と清涼感あふれる夏にぴったりの一作

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A2-85-107.html

□ 青木大乗 『鯛』
これを肴に、冷酒で一杯やりたいです

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A2-85-73.html

□ 浜田泰介  『曙』
画面いっぱいに漲るおめでたさ

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/jpn/A2-85-158.html

□ 西野陽一 『青いばら』
じっと見つめていると、神秘的な気持ちになります

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/jpn/A10-181.html

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■□■ご感想をお待ちしております!■□■

最後までお読みいただきありがとうございました。
秋華洞メルマガ編集担当、林久美子がお送りいたしました。

みなさまからの感想をお待ちしています。
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弊社は50年にわたり日本美術商として活躍した代表・田中自知郎が長男・
田中千秋と共に、平成15年に「有限会社アートオフィスJC」として設立され、
その後平成18年に「株式会社秋華洞」と商号変更致しました。

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