2009-10-25日本美術そうだったのか通信
『日本美術そうだったのか通信』Vol.194 秋の秋華洞はイベントもりだくさん♪

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もくじ
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・ご挨拶
・秋の秋華洞はイベントもりだくさん♪
・カタログ秋冬号、もうすぐお手元に届きます…ひと足早く作品紹介
・ネットで愉しむ秋華洞 ~新着作品~…今週はお休みです

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■□■ご挨拶□■□■□■□■□■□■

 去る10月16日~18日、秋華洞は「2009 東美アートフェア 秋」に参加してきま
した。「秋華洞の美人画×池永康晟」と題し、気鋭の美人画家・池永康晟さんの
作品と大正期の掛軸を対比展示したブースは連日大盛況。普段電話でしかやり取
りのなかった方々と直接お話したり、たまたま立ち寄られたお客様と美術談話で
盛り上がったりと、貴重な体験をさせていただきました。

池永さんの絵はあっという間に売約済み。当日会場に来ていた彼は、絵の紹介も
そこそこに、床に落ちたビーズのようなものを拾い集めていました(笑)。大人
の魅力と子どもの心を持ち合わせた素敵な画家さんです。

さて、前置きが長くなりましたが今号もイベントのお知らせや豆知識など、内容
盛りだくさんでお届けします!ぜひぜひ最後までお付き合いください。

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■□ 秋の秋華洞はイベントもりだくさん♪ ■□

 アートフェアが終わったばかりですが、ここでイベントのお知らせです。

まずは11月1日からぎゃらりい秋華洞で行われる企画展、その名も「ブスかわ。」
大正期の掛軸を中心に、美人だけれどちょっぴり愛嬌のある女性たちを一挙公開
いたします。

詳しくはこちら↓
『「ブスかわ。」展 アフタヌーン・ギャラリーズ by 画廊の夜会』
http://www.syukado.jp/jp/gallery/20091019busukawa.html

お客様おこのみの“ブスかわ娘”をご紹介いたしますので、ぜひお気軽にお立ち
寄りください。

もうひとつ、先日よりお知らせしている「ロイヤルパークホテルと銀座の画廊巡
り」、11月10日の本番がいよいよ近付いてまいりました!

弊社会長・田中自知郎の「HOW TO 鑑定」や「掛軸の扱い方」のご紹介、美人画
家・池永康晟インタビューなど、さまざまなコーナーを企画中。

加えて料理がすごい!歌川広重の「東海道五十三次」をベースにしたメニューは
想像しただけでもヨダレがたら~り。

以下でランチコースの詳細をチェック!
『秋華洞 at ロイヤルパークホテルと銀座の画廊巡り』
http://www.syukado.jp/jp/gallery/20091021royalpark.html

残席がすくなくなって参りましたが、まだまだ予約は受け付けておりますので、
ご友人もお誘い合わせの上ご参加ください。お問い合わせは弊社(03-3569-3620)
もしくは直接レストランまでどうぞ。

「ロイヤルパークホテルと銀座の画廊巡り」レストラン・パラッツォHP
http://www.rph.co.jp/restaurants/res00100/001766.html

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□■ カタログ秋冬号、もうすぐお手元に届きます…ひと足早く作品紹介 □■

すっかり秋めいてきましたね。秋華洞でも嵐のような忙しさが一段落し、最新カ
タログ「秋冬号」も納品を待つのみとなりました。今回はひと足早く掲載作品の
中から下村観山をご紹介。

肉厚でいて息切れのない人生、その作家の生涯をたどった時、才能を信じてまっ
すぐに突き進む強靱な姿が目に浮かぶように思います。

下村観山は明治6年に和歌山県で生まれました。代々紀州徳川家に仕えていた名
家の三男として生まれた彼は、上京して絵の手ほどきを受けると「北心斎東秀」
の名で次々と秀作を発表します。明治19年に橋本雅邦に入門し、その後東京美
術学校の第一期生として横山大観らと机をならべて勉学にはげむと、その実力に
さらなる磨きをかけて同校の助教授に就任。高野山金剛峯寺「阿弥陀聖衆来迎図」
の模写をはじめ、ここでも次々と作品を発表しては受賞を重ねていきました。

明治31年に同校でぼっ発した「東京美術学校騒動」を機に職を辞した観山は日
本美術院創立に参加、谷中の八軒屋に居を移すと、はっきりとした輪郭のない没
線描法「朦朧体」と伝統的な技法の両を備えた作品をいくつも発表しています。

東京美術学校に教授として復帰後も、イギリスにわたりダ・ヴィンチの「モナリ
ザ」を模写するなど、常に研究の姿勢を忘れなかった観山。時代をともにした名
立たる画家たちと切磋琢磨しながら、死の間際まで作品を発表し続けた彼の絵は、
その大胆な構図と巧みな色使いで今も人々を魅了し続けています。

最新カタログ作品No.10「千代田城」は、そんな彼が大正期に描いた水墨画。当
時彩色美に注目の置かれていた美術界において、あえて墨の濃淡だけで表現され
た千代田城の威風堂々たる姿は、観山の生きざまにも重なるように思います。

カタログ会員申込み または 今号のみ請求の窓口は↓まで。
https://www.syukado.jp/jp/support/catalog/mpmailec/form.cgi 

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■□■ご感想をお待ちしております!■□■

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 近代絵画・現代絵画を軸とし、さらに、鎌倉・室町時代より、現代に至る
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うぼん)を専門とし、その他、彫刻、工芸品、茶道具など、多岐にわたって
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弊社は50年にわたり日本美術商として活躍した代表・田中自知郎が長男・
田中千秋と共に、平成15年に「有限会社アートオフィスJC」として設立され、
その後平成18年に「株式会社秋華洞」と商号変更致しました。

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