2008-10-04日本美術そうだったのか通信
Vol.169 カタログ16 その2

□■『日本美術そうだったのか通信』Vol.169 カタログ16 〜古画の味わい〜 ■□

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もくじ
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・ご挨拶
・カタログ16〜古画の味わい〜
・相場に強い、加山又造リトグラフ
・カタログ16 〜寝て描く〜

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■□■ ご挨拶 ■□■

新しいスタッフやアルバイトの方が多数入り、産休に入るスタッフがいたり
(私ですが・・。)と大変賑やかな秋華洞です。

EBAYの方に楽しいスタッフ紹介が出ています。
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読みながら、思わずプププッと吹き出してしまったり。

スタッフだけではなく、秋華洞社長アップデートはこちらです。

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■□■ カタログ16 〜古画の味わい〜 ■□■

カタログが出て、早一週間になりますが、続々とご注文を頂きありがとうご
ざいます。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、秋華洞カタログ8までは、
だだぁ〜と没年順に作品を並べていただけですが、カタログ9からは少し構
成に力を入れ始めました。没年と絵の題材を上手く組み合わせて作品の順番
と構成を決定させていきます。

ただ、大体は古画がはじめに来るように作成します。

新しい作品とは違う、古画ならではの味わい深さは新しい作品と並べると、
双方が引き立たなくなってしまう事が多いからです。

そして、カタログ掲載作品の中で、わりと早く、ささささぁ〜と出て行って
しまうのが、実はこの古画なんです。

さてさて、本日はこの古画の味わいについてお話したいと思います。

江戸時代から近代の作品を扱っていると、当たり前なんですが、何百年と年
月を生きてきた掛け軸からは表面の状態から、結構年をとっているなあ……
と感じるものもあります。

汚れやしみがついていたり、日焼けして黄色っぽくなってしまっていたり。

でも、こうした表面の状態をじっくり見ることによって、その作品がどの様
な所有者のもとで、どの様に鑑賞されていたのか、いわば作品のバックグラ
ウンドを垣間見ることができます。

例えば、今回のカタログ16作品番号4番、三井高福(みつい・たかよし)
の「旭鶴」。高福は三井財閥、三井家第8頭取で、文化5年(1808)の生まれ
ですから、彼が描いた作品も相当な年月を隔てていることになります。

同カタログ掲載の池上秀畝「山桜雉子」や小杉放菴「鯉」など、昭和期の作
品と比べるとやや暗い色調に見えるかもしれません。

ですが、そこで「この作品なんだか暗いわ」などとどうかおっしゃらず。高
福作品は、画題も旭日に鶴と大変御目出度い吉祥主題、しかも三井家頭取が
描いた一幅であれば、非常に大切にされていたことは想像に難くありません。

おそらく、お正月や四季折々の行事など、祝いの席で頻繁に掛けられていた
のではないでしょうか。

日本画は油絵と比べると光や湿度に敏感ですから、たくさん掛けて外気にさ
らすほど劣化は進みやすくなります。

大切なものはきちんと包んでしまっておく、という考え方もあります。けれ
ども、お気に入りの作品だからこそ生活をともにし、あるいはゆっくりと対
面して眺めたくなったりするものです。所有者の作品に対する愛がうかがえ
るように思います。

何十年、何百年もの時間がたって所有者の手を離れた作品が、現代で新たな
お客様の手に渡ってゆく。現代まで残ってきた作品はみなそれぞれにドラマ
を持っています。作品が背負っている歴史の深さを感じるのが、古画ならで
はの味わい深さです。

多くの方に長年愛されてきたと思われる、この一幅、現在秋華洞で展示中です。
遠方の方、カタログでもご覧頂けますので、御請求お待ちしております。

カタログ16請求はこちら→ https://www.syukado.jp/jp/support/catalog/index.cgi

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■□■ 加山又造リトグラフ ■□■

今回のカタログで表紙を飾っている”棟方志功”の版画。

カタログ解説にもありますが、棟方志功の版画は相場的に非常に強いです。
評価があまり好不況に左右されず、世界的にも求められているので、評価が非常に
安定しております。数年前は数百万円だったのに、今は・・・無残・・。なんて
ことが起きない作家の代表です。

同時に、加山又造のリトグラフも同じように相場に非常に強い作品です。
相場が揺れる事が少なく、安定した評価が作品の質と共に魅力です。

加山のリトグラフ、クレドオークションにて出品しております!

http://page17.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v69312025?u=;credo_auction

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■□■ カタログ16 〜寝て描く〜 ■□■

今週は、もう一個カタログネタを。

今回のカタログの巻末を飾っているのは”智内兄助”の”唯ヶ袖・花韻”で
す。

どこか神聖で、どこか謎めいた魅了を持った智内の世界。

智内は作品を床に置いて、寝た姿勢で直に描きます。

「えええ?寝て?」

座った距離では遠くて描けないので、寝たほうが楽だそうです。

寝て字を書くと上手く書けなかったりするものですが、非凡な画家にはそん
な常識は全く存在しないんですね。

着物地を和紙に貼り付け、さらにその上から絵具で着彩しています。
本作は3号の小品ですが、隅々まで智内の世界が凝縮している作品です。

なんというか、神聖ななかに、何かドロッとしたものがあるような、そんな
智内の作品が今回のカタログの巻末を飾っております。

カタログ16請求はこちら→ https://www.syukado.jp/jp/support/catalog/index.cgi

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