2008-02-22日本美術そうだったのか通信
《日本美術そうだったのか通信》Vol.150 カタログ13

□■『日本美術そうだったのか通信』Vol.150 カタログ13 ■□

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もくじ
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・ご挨拶
・これが絶品!カタログ13
・海外サイト
・ネットで愉しむ秋華洞 〜新着作品〜

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■□■ご挨拶■□■

少しずつ春の訪れを感じる季節となりました。
皆様のお手元に秋華洞カタログ最新号は届きましたでしょうか?
早速、ご注文も続々頂いており、感謝な限りです。

まだの方は是非!

カタログ請求→ https://www.syukado.jp/jp/support/catalog/index.cgi
 
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■□■ これが絶品!カタログ13 ■□■

小杉放菴の「鵯鳥」(ひよどり)日本の絵画には、紙本と絹本という2大形
態が存在します。”紙本の悦び”それが本日のテーマです。

いまでこそ、現行の日本画家はみんな紙本に描いておりますが、そうなった
のはごく最近のことです。それまでは、絹本に著色の絵画が、画家の最もい
い仕事とされ、今でも値段は高いです。紙本の作品は、それだけでやはり、
多少値が下がります。

しかし、紙本の作品は紙本の作品の良さがある!墨の伸びがよく、淡彩が鮮
やかに映え、紙でしか出ない滲みの美しさがあるのです。 その、紙本の美
しさを最も味わえ、かつ画家本人も追求したであろう作品として、今回はカ
タログvol.13、作品番号22の小杉放菴の作品を挙げたいと思います。

 大正期文学界と密接な関わりを持ち、洋画家から日本画家へ転向した放菴。
当時、画家自身の文人的な営みの発露として、洋画家も、紙本に淡彩でさら
りと描く日本画作品を作る事が多かった。その中で放菴 (当時は未醒)は、外
遊を期に本格的に日本画に傾倒し、だんだん洋画を描かなくなります。

昭和10年頃になると、手漉和紙で有名な越前・今立の職人が、放菴のために
考案した「放菴紙」という特注の紙を使うようになります。カタログの放菴
作品「鵯鳥」は、この紙に描かれています。

この紙、麻の繊維が漉き込んである薄い紙で、ざらつきが強く、滲みやすく、
扱いが極めて難しいそうです。しかし放菴は、渇筆を使うことで、その滲み
を上手く制御し、形態を作り出します。かっちりした形の中に、人為的には
作り出せないような、墨の動きが見られるのです。その効果を一言で言えば、
より“自然”に近いという感じでしょうか。

だから、放菴の作品には、作り込みすぎない、“軽み”があるのです。放菴
紙を使った作品の中には、滲みすぎているなと思うものもありますが(それ
はそれでイイ味です)、本作「鵯鳥」は滲みが実によく制御され、むしろそ
の滲みが、うまいことに精緻な鳥の毛描のようになっています。こうした偶
発性を楽しむ方なら、本作はきっとご満足いただけることでしょう。

紙本の作品のよさは、墨や色の伸びや滲みの美しさを楽しめるというだけで
なく、画家自身の人柄や技術がダイレクトに反映されるという点です。こう
いう点では、絹本よりも、人間としてのごまかしが効かないと思います。

お気に入りの作家の紙本の作品は、見逃さないことをオススメいたしますよー!
あ、あと、微妙なディティールを味わう紙本の作品は、実物を見なければ良
さは半減以下になってしまいます。なので、実物を見てよかった時の感動は、
ひとしおのはずです。

カタログ請求→https://www.syukado.jp/jp/support/catalog/index.cgi

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■□■ 海外サイト ■□■

秋華洞英語サイトもオープンして以来、早3ヶ月が経過しようとしています。
この短期間で、既にリピーターになって下さっているお客様や、感激のメー
ルを下さる方もいらっしゃると、やはり嬉しいものです。

アメリカ、ヨーロッパのお客様が大半ですが、新しい国が追加される度に、
インターネットのすごさを感じています。

そんなお客様の中の一人は、NYに住むSUGOROKU『すごろく』コレクター。
なんでも40年近く蒐集しているとか。

世界には色々なものを蒐集している人がいるんだな〜と感心していたら、弊
社のOスタッフ!鉱石やら、原石、化石、骨董品、歴史物のミニチュア、博
物館の図録・・・と数え切れない種類の収集家。

ええ?誰?ですって?

スタッフ紹介を見て、想像してみてください。

http://www.syukado.jp/jp/support/staff_profile/index.html

英語サイトですが、国内や、日本人のお客様も大歓迎です。日本人のお客様
から「日本語でメール下さい」と英語でメールをくださるお客様がいらっし
ゃいますが、サイトは全部英語ですが、お客様対応は日本語、英語どちらで
も可能ですので、ご安心して日本語でご注文くださいませ!

皆様のご注文、英語の修正や感想等、どしどしお待ちしております。

秋華洞英語サイト→http://www.japanese-finearts.com/index.php#

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■□■ネットで愉しむ秋華洞 〜新着作品〜■□■

□ 江戸中期 土佐派 『源氏物語 紅葉賀・朝顔図屏風』
婚礼調度として非常に珍重された、源氏絵の屏風です。

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/artist/jp_b/TOSAHA/A07-0661.html

□ 福田恵一  『 桃山時代春遊図』
特定の歴史人物ではなく、広義の「桃山時代」が本作のテーマです。必見!

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/artist/jp_b/FUKUDA_KEIICHI/A07-0709.html

□ 結城素明 『溪山清潤』
渇筆による、遠く霞む峰々の雄大な描写が素明らしい作品。

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/artist/jp_b/YUKI_SOMEI/A07-0495.html

□ 森田沙伊 『薔薇』
洋画の感覚を取り入れた、新鮮な日本画を描く画家ならではの雰囲気をもった小品です。

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/artist/jp_b/MORITA_SAI/A07-0812.html

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■□■ご感想をお待ちしております!■□■

最後までお読みいただき有難うございました。
秋華洞メルマガ編集担当、桑田郁子がお送りいたしました。

みなさまからの感想をお待ちしています。
このメールへの返信、あるいは「お問い合わせフォーム」、あるいはカタロ
グ添付のハガキ、FAX連絡用紙、お電話などでも結構です。

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次号もお楽しみに!

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よる絵画・書蹟、時代屏風、絵巻、古文書、古写本、古版本、稀覯本(きこ
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弊社は50年にわたり日本美術商として活躍した代表・田中自知郎が長男・
田中千秋と共に、平成15年に「有限会社アートオフィスJC」として設立され、
その後平成18年に「株式会社秋華洞」と商号変更致しました。

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