「蹈青」
価格¥400,000
サイズ129.0×41.5(211.5×55.9)cm
素材絹本着色
備考軸装
落款・印
共箱・二重箱
シミ
作品番号A2-97-481
キーワード花・植物
作品解説
蹈青(踏青)とは、中国唐時代盛んであったという仲春から晩春にかけて行われたとされる古い行事で、男女が郊外の野山で春の青草を踏んで遊ぶこと。ついで桃や李の樹の下で酒宴を開いたといいます。青々とした葉を広げた芭蕉の傍らに佇む青年は、穏やかな微笑みを湛え、麗らかな春の陽を楽しんでいるようです。
菊池 契月(きくち けいげつ)
明治12(1879)長野~昭和30(1955)京都 日本画家。四条派の菊池芳文に師事、その後養子となる。大和絵の古典的画法を基礎に、風格ある人物画を遺した。また菊池塾を設立し、後進の指導にもあたった。
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