池永康晟作品展『白い花』
2024年5月24日(金)〜6月1日(土)
当店では、所蔵作品の中から100点前後を選んで、定期的にカタログ誌を発行しております。当サイトで未掲載の作品を含め、日本画、洋画、筆跡、工芸品等、わくわくする高品質な誌面でご覧いただけます。
美術館とは ひと味ちがう、自分だけの「お気に入り」を探してみてください。
本号の表紙は、高貴な富貴花を描いた田中一村《牡丹図》。薄墨の背景から淡く濃く浮かび上がる華麗な姿は、一村の画風が南画から写生画へと移行した昭和初期の優作です。また、洋画では鮮やかな赤の表現が目を見張る三岸節子の《花 ヴェロンにて》。自ら「赤」を得意な色の表現だと語った三岸の言葉とおり、自在なマチエールが生み出した赤々と燃えるような命の讃歌をお楽しみください。そして、舟越桂のドローイングと版画より珠玉の作品群をご案内いたします。深い文学性を湛えた詩的な人物像が、彼の彫刻にも劣らない瞑想的な世界へと観者をいざないます。
その他、古今を問わず幅広いラインナップをお届けいたします。
なお、カタログでご案内差し上げている作品はすべて一点限りです。是非ご高覧の上、お早めに御用命賜りますようお待ち申し上げております。公開品につき、お取り置きは致しかねますので、あらかじめご了承下さい。ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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