この展覧会のテーマは「美」ではない。「異」である。
この共通のキーワードを持つふたりの画家、高木陽と柿沼宏樹は、共に上野の森美術館大賞展で入賞した。
高木は、2015年「大賞」に輝いた。柿沼宏樹は2017年に入賞。
高木は肉体労働の現場で培った逞しい身体で不気味な空間を描く。リアリティのある彼の空間は、実は拾った雑誌からの引用だが、顧みられなかった何者かの呟きのようなものをある種の霊媒師のように知覚して描き出す。   
柿沼は油彩古典の専門的技法を駆使して、異星人と人間が出会う特撮映画のようなパノラマを描き続ける。異星人はユーモアでくるまれてどこか微笑ましいが、なななましい異物との邂逅は彼の内面からの切実なテーマだ。
50号を超える大作を中心に、ふたりの異能の画家が、想像力の底に沈む異和を全開にする。
この展覧会のテーマは「美」ではない。「異」である。
この共通のキーワードを持つふたりの画家、高木陽と柿沼宏樹は、共に上野の森美術館大賞展で入賞した。
高木は、2015年「大賞」に輝いた。柿沼宏樹は2017年に入賞。
高木は肉体労働の現場で培った逞しい身体で不気味な空間を描く。リアリティのある彼の空間は、実は拾った雑誌からの引用だが、顧みられなかった何者かの呟きのようなものをある種の霊媒師のように知覚して描き出す。   
柿沼は油彩古典の専門的技法を駆使して、異星人と人間が出会う特撮映画のようなパノラマを描き続ける。異星人はユーモアでくるまれてどこか微笑ましいが、なななましい異物との邂逅は彼の内面からの切実なテーマだ。
50号を超える大作を中心に、ふたりの異能の画家が、想像力の底に沈む異和を全開にする。
展覧会情報
会期2020年5月22日(金)〜30日(土)
時間10:00〜18:00
備考会期中無休 入場無料
5/23(土) レセプション17:00~