池永康晟個展「少女より始むる」
2026年1月10日(土)〜27日(火)


忠田 愛(CHUDA Ai)
忠田愛は1981年大阪府生まれ。2000年に同志社大学文学部文化学科美学芸術学専攻を中退後、2007年に京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻修士課程を修了。修了制作展で混沌賞および大学院長賞を受賞し、同年、第11回公募新生展で新生賞を受賞しました。その後も2010年「京都日本画新展」優秀賞、2012年平和堂財団新進芸術家奨励賞を受賞するなど、数々の受賞歴を重ねています。
忠田の作品は、画面の奥底に潜む姿を掘り起こすような表現が特徴で、観る者に深い感動を与えます。特に人物画では、命が持つ神秘的な側面や、永続的な生命の本質を繊細に描き出すとともに、日常の中の一瞬に宿る儚さと輝きを切り取ります。その作品には時間や空間を超越した普遍的なテーマが込められており、観る者の内面に響く力強さがあります。この独特な視点と表現力は高く評価され、彼女の作品は見る者に深い余韻を残します。
忠田愛は、独創的な視点と確かな技術で、現代絵画に新たな価値を創出し続けているアーティストの一人です。