2013-12-05日本美術そうだったのか通信
Vol.332 38号カタログ完成です!!!

日本美術のホットニュース、業界裏話など、日本美術をより楽しむための情報を
お届けします。株式会社秋華洞提供。
————————————————————

■今週の「そうだったのか!」━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

38号カタログ完成です!!!

少しでも早くお客様のお手元に届きますよう、ただいま急ピッチで
発送作業をおこなっております。

今号の目玉はなんと言っても表紙を飾る菱田春草《夕月》ですが、他ももちろん名品揃い!
斬新な構図が目を引く柴田是真の《三月雛》。素敵な作品を取り揃えております。
どうぞ最後までお楽しみください。

さて、38号カタログの中から弊社のHP【おんらいんぎゃらりー秋華洞】にて、
皆様に少しでだけ早くお作品を紹介させていただきます。

まずは、牧歌的な叙情が漂う酒井三良の作品から2点。。柔らかな日差しの中で牛を
乗せた舟を操る、のんびりした情景の《春光》。
朝もやの中でしょうか。一面の柴に踏み入ってゆったり草をはむ馬と、芝刈りに精を出す
農夫が描かれた《芝刈》。
どちらも農村の自然や生活が柔らかく情緒深く描かれています。
見ていてとても和んだ気持ちになるのは、どこか私達に共通する原風景だからなのでしょうか?

自然を愛するといえば、武者小路実篤《和而不同》も御覧ください。
題名の「和而不同」とは孔子の『論語』に由来する「君子は他人と協調するが、
決してへつらって同調はしない」という意味だそうです。
難しいことは考えずとも、大きく描かれた西瓜にぽてんと置かれたナス。実篤らしい
朗らかな一幅をお楽しみいただけます。

そして、宇田荻邨の《橙》。お正月を迎えるこの時期にぴったりな作品です。
橙は鏡餅の上に鎮座した姿でおなじみの柑橘ですが、その「だいだい」の名前に「代々」を
掛けてとても縁起のよい果実です。荻邨が描く冬にも青々とした葉と、まだ熟しきらない実の
緑がかかった黄色。さわやかな香りが漂ってきそうです。

カタログのお試しは無料でお送りさせていただいておりますので、ぜひお問い合わせください。

■お知らせ
銀座 ぎゃらりい秋華洞でも12月13日?21日まで「忠臣蔵」をテーマに浮世絵展覧会を致します。
どうぞこれを機会に秋華洞に足をお運びください!お待ちしております。

——————————————————————————————

★更新情報

・浮世絵サイト…新着情報
 芳幾 「今様擬源氏 十三 明石」
 北斎 「多満佳津良 下」、三代広重 「横浜往返鉄道蒸気車ヨリ海上之図」他
(サイト左上のNew Arrival!より新入荷情報をご覧いただけます)
http://jp.japanese-finearts.com/

・おんらいんぎゃらりい…新着状況
 酒井三良《春光》《芝刈》、武者小路実篤《和而不同》、
 宇田荻邨の《橙》

フロントページ

———————————————————————-
新人メルマガ担当:上村

株式会社秋華洞
http://aojc.co.jp
東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル7F
TEL 03-3569-3620 FAX 03-3569-3621
E-mail info@syukado.jp

営業時間
平日  10:00?18:00
日・祝 11:00?18:00

*おんらいんぎゃらりい秋華洞

フロントページ


*Facebook
http://www.facebook.com/Shukado.Japan.Art
*Japanese Fine Arts.com
http://www.japanese-finearts.com/

メール登録、解除
http://www.syukado.jp/sodatta/kaijo.html

======================================================================