2010-02-18日本美術そうだったのか通信
『日本美術そうだったのか通信』Vol.206 世界の全ての家に日本美術を

2010年02月18日
2010/2/18発行

発行 株式会社 秋華洞 http://aojc.co.jp/
おんらいんぎゃらりい秋華洞 http://www.syukado.jp/

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お届けします。秋華洞提供。
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もくじ
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・ご挨拶
・世界の全ての家に日本美術を
・カタログ「新春号」よりご紹介 ~池田焦園「子の日」~
・ネットで愉しむ秋華洞 ~新着作品~

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■□■ ご挨拶 □■□■□■□■□■□■

 バンクーバーオリンピックが開催中です。選手の苦労も知らずに彼らのパフォー
マンスがいいだの、悪いだのと批評したり、メダルの数や色に一喜一憂している
自分は何と勝手だろう、と思う一方、スポーツも芸術も結果がすべてなんだなぁ
と改めて感じさせられます。

どんなに苦労しても結果が出なければ意味がない、逆に言えば、結果を残せたか
らこそ苦労も栄光として賞賛される。きびしい世界でがんばる彼らに、ただただ
尊敬の念を抱くばかりです。

さて、今回も新着情報のお知らせからおすすめ作品のご紹介まで、美術のさまざ
まな情報をお届けしてまいります。ぜひ最後までお付き合いください!

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■□ 世界の全ての家に日本美術を ■□

 多くの会社には企業理念というものが存在しますが、秋華洞でも理念を壁に掲
げており、今年に入ってそこに新たな項目が追加されました。

『世界の全ての家に日本美術を』

絵を購入するという行為が、まだまだ少数の限られた人によってやり取りをされ
ている中で、少しでも多くの方に美術に触れる生活、手作りの温もりを感じられ
る作品が身近にある生活を知ってもらいたい、という想いがそこには込められて
います。

花を生けると部屋の華やかさが増し、心が豊かになるように、絵画もまた持ち主
の気持ちを高める効果があるように思います。「ここに、それがある歓び」こそ
が、私たちの日常をより一層有意義なものにするのではないでしょうか。

そんな訳で、今年も秋華洞スタッフ一同、お客様に良質な日本美術をご紹介する
べく精進してまいります!

また、実際に“日本美術のある生活”を送っている方々のご意見・ご感想を募集
しております。どんなささいな“美術生活”でも結構ですので、ぜひお客様の経
験談をお聞かせください。

あなたの美術の「楽しみかた」、教えてください!
秋華洞へのご意見・お問い合わせ、美術に関する四方山話はこちら
https://www.syukado.jp/jp/support/contact/index.cgi

※ご意見はこのメルマガに返信していただいても結構です

※お寄せいただいたご意見はニュースレター、メルマガの参考とさせていただく
 場合がございます

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■□ カタログ「新春号」よりご紹介 ~池田焦園「子の日」~ ■□

池田輝方を夫に持ちながら、自らも画家として活躍。そのうえ上村松園と並び賞
される美人だった女流画家・池田焦園。数々の優れた美人画を残しながら、31才
の若さでこの世を去った彼女が今回ご紹介する作品に託したのは“長寿の願い”
でした。

カタログ22号、作品No.56「子の日(ねのひ)」には、仕立てのよい着物をまとっ
た男児と女児が描かれています。女児の手には紅地に金をあしらった雅な扇、男
児の手には松の枝がにぎられており、この枝は正月初めの「子(ね)」に当たる
日に松を引き抜き、若菜と共に摘んで長寿延命を願う古い慣習に基づいたものだ
と考えられます。

女児の肩にやさしくまわされた男児の手、薄紅にそまったふたりの頬、絵全体か
ら伝わってくる柔らかな雰囲気は、女性ならではのおおらかな愛情に満ちあふれ
ています。

薄命だった焦園が作品に宿した切なる願いは、時代を越えて今も私たちに命の尊
さを伝え続けているのでしょう。

カタログ会員申込み または 今号のみ請求の窓口は↓まで。
https://www.syukado.jp/jp/support/catalog/mpmailec/form.cgi 

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■□■ネットで愉しむ秋華洞 ~新着作品~ ■□■□■□■□■□■

□ 北澤映月 『婦女』※売約済

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A09-0510.html

□ 榎本千花俊 『蛍』
柔肌の美人を照らす帯の朱と蛍の光

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A09-0435.html

□ 中林梧竹  『三行書』
筆先ひとつで、文字固有の魅力を存分に引き出す

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A09-0561.html

□ 里村紹巴 『書状』
干し魚のお礼に柿をどうぞ

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A09-0562.html

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■□■ご感想をお待ちしております!■□■

最後までお読みいただきありがとうございました。
秋華洞メルマガ編集担当、林久美子がお送りいたしました。

みなさまからの感想をお待ちしています。
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弊社は50年にわたり日本美術商として活躍した代表・田中自知郎が長男・
田中千秋と共に、平成15年に「有限会社アートオフィスJC」として設立され、
その後平成18年に「株式会社秋華洞」と商号変更致しました。

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