このたび紹介するのは今後の活躍が期待される3人の若手アーティスト。

ビビットな色使いでユーモアとアイロニーを込めた作品を制作する長谷川雅子、アートとデザインの境界線にとらわれず自由な作風で注目を集める新美宏樹、画面の中でリアルとSFの世界が鮮やかに交差する津田光太郎。

三者三様の作品群を是非お楽しみいただきたい。
このたび紹介するのは今後の活躍が期待される3人の若手アーティスト。

ビビットな色使いでユーモアとアイロニーを込めた作品を制作する長谷川雅子、アートとデザインの境界線にとらわれず自由な作風で注目を集める新美宏樹、画面の中でリアルとSFの世界が鮮やかに交差する津田光太郎。

三者三様の作品群を是非お楽しみいただきたい。
展覧会情報
展覧会三人展(長谷川雅子・新美宏樹・津田光太郎)
会期2021年2月19日(金)〜27日(土)
会場ぎゃらりい秋華洞
時間10:00〜18:00
備考会期中無休 入場無料
長谷川雅子 Hasegawa Masako
長谷川雅子「悶奇異心(モンキーマインド)」
長谷川雅子「悶奇異心(モンキーマインド)」

1989年生まれ
2016  東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2019年 同大学院美術研究科油画技法材料研究室 修士課程修了
現在 同大学大学院 博士課程

自らに降り掛かった不幸や憤りなどを発想源に、ユーモアとアイロニーを込めた作品を目指し制作しています。「笑い」や「共感」には不幸を乗り越える癒しの力があると考え、それを絵画によって表現できないか研究しています。

新美宏樹 Niimi Hiroki
新美宏樹「PDCA_garbage」
新美宏樹「PDCA_garbage」

多摩美術大学卒業後、アートディレクターとして広告や音楽、ファッションのアートでディレクションを行いつつ、作家活動を開始。

デジタル=不自由、アナログ=自由の定義の元、デジタルの世界をアナログに落とし込むアートワークを展開しています。デジタルシフトが加速する時代において、クリエイティブも圧倒的速さでPDCAを回していくことにより、疲弊され消費されていきます。クリエイティブがどんどん消費されて行く現代においてそれをアナログに落としこみアートとして消化されずに永久にあり続けさせる。デジタルクリエイティブのアンチテーゼ、時代と逆行していく作家活動をし続けています。

 

津田光太郎 Tsuda Kotaro
津田光太郎 「パンチを喰らえ!」
津田光太郎 「パンチを喰らえ!」

北海道で絵画制作を続ける。現在、北海道教育大学大学院 教育研究科教科教育専攻美術教育専修に在学中。

バロック絵画の劇的な表現に憧れを抱き、そのダイナミズムを自身の作品にて実践している。力強さ、動性、ドラマ性などを誇示するバロック絵画は、聖書の物語の実在を訴えるものだった。時が経った今もなお、絵画が物語を語る力を持ち続けていると信じている。

劇的な表現を用いながら、現実に空想を落とし込む“幻想絵画”に可能性を感じており、あらゆるシチュエーションを絵画として成り立たせることが出来ると考えている。また、近年は自身の創作のルーツにある特撮映画や漫画作品の視覚表現をヒントに、虚と実が入り混じる絵画空間を描いている。

 

アクセス

■住所
〒104-0061 東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル7F

■お問い合わせ
電話:03-3569-3620

■最寄路線出口
地下鉄メトロ丸の内線・日比谷線・銀座線
C2出口より徒歩3分 さらに詳しいアクセス