瑛九(えいきゅう)
明治44(1911)宮崎~昭和35(1960)東京 写真家、版画家、洋画家。本名、杉田秀夫。日本美術学校洋画科卒業。1930年代、フォト・デッサン、フォト・モンタージュと呼ばれる技法で作品を発表し、初期シュルレアリスム運動の先駆者となる。一方、既成の画壇や公募団体を批判し、表現の自由と独立を掲げたデモクラート美術協会を結成する。戦後は油彩、エッチング、リトグラフを制作し、独自の世界を生み出す。代表作に、作品集『眠りの理由』、コラージュ作品群《レアル》など。
瑛九
「過去」
瑛九
「不安な街」
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