東京銀座ぎゃらりぃ秋華洞

  • ホーム
  • 特集一覧
  • 高麗屋三代襲名記念「役者絵展」~二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎、八代目市川染五郎襲名~

【展覧会】高麗屋三代襲名記念「役者絵展」~二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎、八代目市川染五郎襲名~ width=

このたびは高麗屋さんの三代襲名、誠におめでとうございます。
秋華洞では芝居町である「銀座」の画廊として、たびたび浮世絵の役者絵展を開いてきました。今回、37年ぶりに再び行われる高麗屋三代襲名という記念すべき慶事をお祝いし、高麗屋さんの役者絵や松本金太郎改め八代目市川染五郎さんによる「怪童丸」など、ゆかりの作品を展示します。皆様のお越しをお待ちしております。

会期:2018年1月12日(金)~26日(金) 会期中無休 場所:ぎゃらりい秋華洞

時間:10:00~18:00 入場無料

展示内容

松本金太郎改め八代目市川染五郎「仁木弾正」、 今回と昭和56年の三代同時襲名披露の写真、
押し隈、九条武子賛 市村羽左衛門「柿と小禽」、広重「江戸名所 猿若町繁昌の図」、
五代鳥居清忠 歌舞伎絵看板「六歌仙容彩」、弦屋光溪「「暫」より九世松本幸四郎の鎌倉権五郎」ほか

豊国Ⅲ(国貞)《見立三十六歌撰之内 素性法師
 石川五右衛門》豊国Ⅲ(国貞)《見立三十六歌撰之内 素性法師  石川五右衛門》

-実悪を得意とした江戸の名優-五代目松本幸四郎-

平安時代の優れた歌人である三十六歌仙の和歌とともに、関連のある芝居の登場人物を描いたシリーズ物の1枚。
横向きで見得を切る五代目松本幸四郎を描く。五代目松本幸四郎はその高い鼻に特徴から「鼻高幸四郎」と呼ばれ、浮世絵では横顔で描かれることが多かった。実悪を得意とし、五代目が舞台で見得をするとあまりの怖さに子供が泣き出すとの言い伝えもあった。

弦屋光溪《#127「暫」より九世松本幸四郎の鎌倉権五郎 》弦屋光溪《#127「暫」より九世松本幸四郎の鎌倉権五郎 》

九代目松本幸四郎から二代目松本白鸚へ

今回の襲名で二代目松本白鸚となる九代目松本幸四郎丈を描いた作品。
歌舞伎座で1991年5月に上演された「暫」を取材したもの。弦屋光溪は祖父が洋画家の中澤弘光、父は同じく洋画家の藤川光次。サラリーマンをしていたが、国立劇場で「浮世柄比翼稲妻」を見たことをきっかけに役者絵の制作を決意。木版の大首絵シリーズを生み出している。