「園果」
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サイズ121.6×27.5(204.9×39.8)cm
素材絹本着色
備考軸装
落款・印
共箱・二重箱
東京美術倶楽部鑑定書
大正5~11年頃作
作品番号A2-97-319
キーワード花・植物
作品解説
甘く熟した桃の瑞々しさや梅のさらりとした肌触りが、限られた筆触で最大限に表現されています。墨・岩絵具といった日本画材料の性質を熟知した栖鳳による五感に訴えかける写実画です。「獣を描けば、その臭いまで描ける」と称された栖鳳。その写実の技は果実を描く本作にも生かされています。
竹内 栖鳳(たけうち せいほう)
たけうち・せいほう 元治元(1864)京都~昭和17(1942)神奈川 日本画家。本名恒吉。幸野楳嶺の元で絵を学び、のちに京都府画学校(現:京都市立芸術大学)に入学。卒業後は京都市立美術工芸学校(現:京都市立芸術大学)の教諭となり、一方で受賞を重ねる。京都画壇の伝統を継承し、古典からモダンな画題まで幅広く描き、また多数の逸材も育成した。文展審査員、文化勲章受章。
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