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「「女して結はす」大短冊」
作品解説
水仙粽とは葛餅を笹で細長い円錐形に包んだ白い粽。端午の節句の邪気払いの意味を込めて古くから食べられるお菓子です。本句は松岡譲の箱書によると、元松山中学の教師で、漱石や正岡子規と親交の深い俳人であった森円月に向けて漱石が即興的に与えたもので、明治44年頃の句作と思われます。
【読み】
女して結はす
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女して結はす
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夏目 漱石(なつめ そうせき)
慶応2(1867)江戸~大正5(1916)東京 小説家、評論家、英文学者。本名金之助。筆名の漱石は頑固者という意の故事「漱石枕流」に由来する。帝国大学(現:東京大学)文学部英文学科を卒業後、高等師範学校(現:筑波大学)などで教鞭を取る。『我輩は猫である』『坊ちゃん』等多数の名作を世に送り文壇に多大なる影響を与えた。
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