「裸婦素描」
価格売約済
サイズ36.7×22.8(65.5×50.5)cm
素材紙にインク
備考額装
画中にサイン
少々シミ
作品番号A2-95-158
キーワードデッサン・素描
作品解説
準戦時下において政府が美術界の当世を推し進めていた昭和11年、猪熊は仲間とともに新制作派協会を設立して「反アカデミックの芸術精神」を掲げました。本作はその第一回展に出品した大作《馬と裸婦》の習作の一部と思われます。躍動感あふれる力強い輪郭線によるデフォルメからは純粋な造形的追及を目指す挑戦が、毅然とした女性の姿からは権力へ立ち向かう当時の猪熊らの奮闘が伝わってくるようです。
猪熊 弦一郎(いのくま げんいちろう)
明治35(1902)香川~平成5(1993)東京 洋画家。本名玄一郎。旧制丸亀中学校(現:香川県立丸亀高等学校)卒業後、上京し本郷洋画研究所に通ったのち、東京美術学校(現:東京芸術大学)洋画科に入学。藤島武二に師事し、在学中に帝展への入選を果たすも中退。戦時を挟んだ渡仏・渡米のなかで国際展への出品が続き、高い評価を得る。のちニューヨークやハワイに拠点を移し、独自の抽象表現的作風を確立。挿絵やデザインのほか、壁画などの公共事業も数多く手掛けた。丸亀市に猪熊弦一郎現代美術館がある。
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