「由縁の花」
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サイズ29.0×27.0(125.0×41.3)cm
素材絹本着色
備考軸装
※本作を元絵とした木版画(額装)付属
落款・印
共箱・二重箱
昭和20~24年頃作
東京美術倶楽部鑑定書
作品番号A2-95-007
キーワード美人画花・植物
作品解説
「むらさきのゆかり」とあるように、「由縁(ゆかり)」といえば古来より紫の色を表す。満開の藤が咲き誇る本作のタイトルも、それから取られたのであろう。藤は「松見草」とも呼ばれ、松を男に、藤を女に見立て、男女の絆を象徴する草木でもある。たっぷりとした一房を手に取る乙女は思案顔で、その鮮やかなオレンジの帯に描かれた松とともに「松見(待つ身)」の憂いさえ暗示させる。文学的素養に優れた清方の面目躍如たる、詩情に富んだ一幅である。
鏑木 清方(かぶらき きよかた)
明治11(1878)東京~昭和47(1972)神奈川 日本画家。本名健一。水野年方に師事。挿絵画家として身を立てる一方、本格的な日本画に取り組む。大正画壇の中心を担う第一人者として活躍し、東京の下町風俗や当世風の美人を終生描き続けた。帝展審査員。
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