「桜下美人」
価格お問い合わせください
サイズ127.1×52.0(213.5×66.0)cm
素材絹本着色
備考軸装
落款・印
上村松篁箱
東京美術倶楽部鑑定書
明治40~45年頃作
作品番号A2-94-211
作品解説
松園は明治末から大正初期にかけて、古画はもちろん、浮世絵に代表される近世初期風俗画の研究を通して自らの画題を模索している。本作の勝山髷に鼈甲簪を挿さんとする立ち姿も、上方浮世絵を代表する西川祐信や、江戸中期に一世を風靡した懐月堂派の描く肉筆浮世絵を踏襲しており、その研鑽の成果が発揮されていよう。しかしながら松園の佳人は、江戸期の風俗画に見られる婀娜な魅力とは一線を画し、清廉な精神性を秘めた気品ある女性像へと昇華されており、まさに換骨奪胎の妙を示している。
上村 松園(うえむら しょうえん)
明治8(1875)京都~昭和24(1949) 日本画家。本名津禰(つね)。鈴木松年、幸野楳嶺、竹内栖鳳らに師事。《花がたみ》《序の舞》をはじめ、女性ならではの視点で描く清澄な美人画を数多く遺した。帝国芸術院会員、文化勲章受章。
最新カタログ
カタログ誌
秋華洞
Vol.61
2019「秋号」
美術館とは ひと味ちがう、自分だけの「お気に入り」を探してみてください。
最新カタログのご請求