「墨水懐古十趣の内 木母寺夜雨」
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サイズ126.5×41.5(225.0×55.7)cm
素材絹本着色
備考落款・印
共箱・二重箱
「鏑木清方 第3回個展」(日本橋三越、昭和11年)出品、『塔影』第12巻8号(塔影社、昭和11年8月)、『美術評論』第5巻5号(美術評論社、昭和11年8月)、『中央美術』第37号(中央美術社、昭和11年9月)、『阿々土』第14号(阿々土社、昭和11年10月)所収
東京美術倶楽部鑑定書
昭和11年作(1936)
箱(表)「木母寺夜雨」(裏)「清方題(印)」
作品番号A2-94-038
作品解説
昭和11年、清方三度目の個展で発表された隅田川にちなむ作品のうちの一つである。謡曲『隅田川』で知られる梅若伝説は、この地の古く美しい物語として清方の心を惹くものであった。この年の5月、画家は自身にとっても馴染み深い木母寺と境内の梅若塚へスケッチに訪れている。変わり果てた景色のなかにも古松がまだあったというが、それに昔を偲んだのか、祠の後ろには大きな松を描いている。梅若丸の忌日に木母寺に降る春雨を江戸の人は涙雨と呼んだそうだ。
鏑木 清方(かぶらき きよかた)
明治11(1878)東京~昭和47(1972)神奈川 日本画家。本名健一。水野年方に師事。挿絵画家として身を立てる一方、本格的な日本画に取り組む。大正画壇の中心を担う第一人者として活躍し、東京の下町風俗や当世風の美人を終生描き続けた。帝展審査員。
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