「朝顔」
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サイズ119.5×36.1(210.5×50.5)cm
素材絹本着色
備考軸装
落款・印
共箱・二重箱
「長壽荘神奈川県某名家御所蔵品売立」目録(東京美術倶楽部、昭和13年)所収
東京美術倶楽部鑑定書
昭和10年頃作
作品番号A2-93-443
作品解説
甘露を満たした水盤の如く、瑞々しく咲き誇る青い花。S字を描く伸びやかな蔓には、まだ膨らみも慎ましやかな蕾が控え、続く夏の盛りさえ感じさせる。朝涼の一時の輝き、その潔さを愛したのだろう、古径が画室前庭に並べられた朝顔を写生する昭和12年頃の写真や、幾枚かのデッサンが遺されている。いくつもの鉢植えを観察することで、古径は単なる写生ではない、対象の根源的な美しさに迫っていたに違いない。描き出したのは円熟期の画家が辿り着いた一つの朝顔のイデアである。
小林 古径(こばやし こけい)
明治16(1883)新潟~昭和32(1957)東京 日本画家。梶田半古に師事。日本美術院同人推挙。大正11年に渡欧留学を果たし、この時培った線描の技術を基に、代表作《髪》を描く。その後、東京美術学校(現:東京芸術大学)の教授に就任し、以来後進の指導に当たった。清明簡潔ながらも格調高い画風で広く親しまれる。文化功労者、文化勲章受章。
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