「和歌三首」
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サイズ34.3×48.0(108.0×56.5)cm
素材紙本墨書
備考軸装
落款
安田靫彦箱
安田靫彦旧蔵
『良寛』(筑摩書房、昭和39年)、『良寛墨蹟大観』第四巻 和歌篇(中央公論美術出版、平成6年)、『良寛の書 ―安田靫彦の愛蔵品による―』(中央公論美術出版、昭和60年)所収
文政11~天保2年作
少々経年劣化
作品番号A2-93-439
作品解説
文政11年(1828)、越後の三条附近で発生した大地震は、激しい揺れの後に大火が襲い、一面焼け野原となる惨状であったという。良寛71歳、晩年の老躯をおして訪れたこの地で目の当たりにした未曾有の災害を嘆き詠んだ歌が本書の三首である。その墨跡は絶えんとしてかすれ、また現れては消えゆき、あたかも動揺する心を自ら慰めるかのようでもある。良寛の研究者としても著名な日本画家、安田靫彦に箱書きされた良寛の作は少なくはないが、中でも「靫彦蔵」と認められた本作は、画家が惚れ込み、生涯手元に置いた愛蔵の逸品である。

【読み】
なからへむことやおも
ひしかくはかりか
-省略-
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良寛(りょうかん)
宝暦8(1758)越後~天保2(1831)越後 曹洞宗の僧侶、歌人、書家。号は大愚。俗名、山本栄蔵。出家後、備中玉島(現:岡山県倉敷市)の円通寺の国仙和尚に師事する。印可を受けた後、諸国を行脚し、生涯寺を持たず、無一物の托鉢生活を営む。その無欲恬淡な性格からか、老若男女を問わず、あらゆる階層から親しまれた。良寛は和歌の他、狂歌、俳句、俗謡、漢詩に巧みで、書も能くした。
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