「春冬山水図」
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サイズ39.7×82.3(114.0×95.3)cm
素材紙本着色
備考軸装
双幅
雲谷等益箱
「某家所蔵入札目録」(昭和5年11月、東京美術倶楽部)所収
折れ
作品番号A2-93-038
キーワード風景
作品解説
霞立ち込める水辺に、数艘の舟がたゆたい浮かぶ。岸辺の桃源はそれぞれ冬と春の装いに描き表され、どちらの情景も、疎影となって消えていく山脈が仙境の幽寂を湛えている。緻密な豊かさを持つ肥痩線は、雪舟が明で目にしたという浙派風の奔放な道筋を辿るが、細部の墨痕の大胆さにはそこからのさらなる逸脱をもみとめられるだろう。既存の様式に囚われることなく模索を続けた画僧の、進取の気風を帯びた優作である。
(伝)雪舟(せっしゅう)
応永27(1420)備中~永正3(1506)周防 水墨画家、禅僧。京都相国寺で修行を重ね、周文に絵を学ぶ。その後、周防国大内氏の援助を受けて明に渡り、中国の画法を習った。山水画、花鳥画を能くし、後の日本絵画に多大な影響を与えた。
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秋華洞
Vol.62
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