「俵に鶏図」
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サイズ93.0×28.5(159.5×40.2)
素材紙本水墨
備考
作品番号A2-92-681
作品解説
一羽の鶏が器用にも俵に飛び乗り、飄然とした顔をこちらに向けている。すぼんだ首まわりは大胆な円形にデフォルメされ、印象的な濃墨の尾羽の先が軽やかに中空へと舞う。若冲は生涯絶えず鶏を描き続けたが、こうした前傾の立ち姿は類型化した定番のモチーフのひとつであり、彼の作品に繰り返し登場するものである。その中でも、この憎めない表情は本作の鶏ならではの魅力であるに違いない。画中の絶妙な均衡と相俟って、眼に快い軽妙な俳諧味が生まれている。
伊藤 若冲(いとう じゃくちゅう)
享保元(1716)京都~寛政12(1800) 名は汝鈞、別号斗米庵など。青物問屋に生まれ、家業の傍ら狩野派や琳派、中国の元代、明代の画法を学ぶ。後に家督を弟に譲り、生涯妻子を持たず画業に専念。写生的、装飾的な花鳥画と水墨画に独自の画風を作り上げた。
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