「梅に鶴図」
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サイズ110.5×43.2(211.5×58.0)cm
素材紙本水墨
備考軸装

経年劣化
作品番号A2-92-544
キーワード動物・鳥・魚
作品解説
梅木の傍らに、柔らかな胴体に首を埋め、堂々と直立する一羽の鶴。若冲の大胆にしておおらかな妙味を湛えた一幅である。かつて夏目漱石は著作『草枕』のなかで、画家である主人公に「若冲の図は大抵精緻な彩色ものが多いが、この鶴は世間に気兼なしの一筆がきで、一本足ですらりと立った上に、卵形の胴がふわっと乗かっている様子は、はなはだ吾意を得て、飄逸の趣は、長い嘴のさきまで籠っている」と語らせている。軽妙洒脱な本作は、漱石の鶴と同様、いかにも心地よい描きぶりである。
伊藤 若冲(いとう じゃくちゅう)
享保元(1716)京都~寛政12(1800) 名は汝鈞、別号斗米庵など。青物問屋に生まれ、家業の傍ら狩野派や琳派、中国の元代、明代の画法を学ぶ。後に家督を弟に譲り、生涯妻子を持たず画業に専念。写生的、装飾的な花鳥画と水墨画に独自の画風を作り上げた。
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