「鶉」
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サイズW9.5×D14.5×H18.0cm
素材木彫彩色
備考本体に刻銘
共箱
作品番号A2-92-476
キーワード動物・鳥・魚
作品解説
卵からそのまま脚が生えたかのように丸々とした鶉である。羽毛の一枚をも疎かにしない丹念な観察が、瞳の奥に灯る野性を活写する。その表現を支えるのは、木という素材に対する作家の深い理解であろう。木そのものの硬さと柔らかさ、彫りだした表面の質感を把握しているからこそ、それに寄り添うように施された彩色が生き、あたたかみを持った生命として立ち上がるのである。生涯を通して日陰に暮らす小さな生きものを愛した、宮本理三郎の眼差しが結晶した一作。
宮本 理三郎(みやもと りさぶろう)
明治37(1904)大分〜平成10(1998) 彫刻家。大正13年、京都で三谷光月に学ぶ。翌年に上京し、佐藤朝山に入門。昭和4年の再興第16回日本美術院展に《赤蛙》が初入選を果たし、以降は蛙をはじめ、蜥蜴や蟹などの小動物をモチーフに木彫作品を制作する。院展を中心に活動する一方、戦後には寺院に奉納する仏像も手掛けた。
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秋華洞
Vol.63
2020「春号」
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