「山水」
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サイズ39.0×52.5(127.0×65.2)cm
素材紙本水墨
備考軸装

表具にシミ
作品番号A2-92-304
作品解説
構図、墨の濃淡、緩急を自在に操る筆勢で「静」と「動」が際立つ若冲絵画世界。左下から突き出た濃墨の奇岩は素早く対角線を描きながら鋭角にその輪郭をとり、その大胆なアクセントは、画面に重厚さをもたらしている。また、背景に広がる稜線に用いられた薄墨の「筋目描き」は静謐さを醸し出す。若冲は奇岩越しの風景を幾枚か描いているが、そこは特定の名勝ではなく、若冲の美意識が生んだ心象風景のようである。躍動する生命力と悠久の自然美を墨一色で表現しきった若冲の画技が窺われる。
伊藤 若冲(いとう じゃくちゅう)
享保元(1716)京都~寛政12(1800) 名は汝鈞、別号斗米庵など。青物問屋に生まれ、家業の傍ら狩野派や琳派、中国の元代、明代の画法を学ぶ。後に家督を弟に譲り、生涯妻子を持たず画業に専念。写生的、装飾的な花鳥画と水墨画に独自の画風を作り上げた。
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Vol.62
2020「新春号」
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