東京銀座ぎゃらりぃ秋華洞

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2004年9月 6日
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Vol.2 真贋について その1

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □□■□    □■□■ 「日本美術そうだったのか通信」        □□■□  --新米画商の今日もよろめ記-- Vol. 2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行 有限会社アートオフィスJC  http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si037tisjpkrr60h ------------------------------------------------------------ 今日の一枚 □川合玉堂「連翹狗子」 http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si037uisjpkrr60h ?????????????????????????????? □(1)「真贋」について その1 □(2)今日の一枚 ?????????????????????????????? □■□□ ■□■□ (1)「真贋」について その1 □■□□  ?????????????????????????????? こんばんは。  アートオフィスJC 田中千秋です。 白崎秀雄という人の書いた「真贋」を読みました。 (注:昭和40年発行。絶版ですので古書店でしか手に入りません)  名著です。  この本の愁眉は、「真」とは何か、「贋」とは何か、という本質 に迫ろうとしているところです。  美術品の「真贋」は週刊誌等マスコミを騒がすの格好の「ネタ」 でもありますが、ごく皮相的なレベルで論じられる時、無意識の前 提になっているのが、 1.「贋作」=悪である。 2.贋作と真作は、はっきり白黒がつく筈である。 という事だと思います。  が、実態はそんなに単純ではありません。ここで白崎は大胆かつ 平明なひとつの結論を提示します。 「美術品には、客観的な実在としての本来の贋作というものは存在 しない。」 ・・・では、私たちが普段「贋物」「本物」と称しているのはどう いう文脈で言っているのか、豊富な例(10の贋物事件)を挙げて 非常に詳しくレポートしています。その中には白崎自身が告発した ものもありますが、総じて、単純な断罪的態度を棄てて、冷静に実 態を分析しようと努めています。 -------------------  さて、私どもは学者ではなく、流通にかかわるものですので、 「本質」の議論に関わる上記の書籍その他の資料も念頭に置きつつ も、範囲をややせばめて、「流通」的な意味での「真贋」というこ とについて折に触れ、ご案内していこうと考えております。  査定や真贋についての弊社の見解としては、私の隣で田中自知 郎が「絵画・書画鑑定マニュアル」を暇を見つけては執筆中ですが、 それとは別に、本メルマガの記事として、私が知っている範囲、考 えた範囲において書いていきたいと思います。  ただし、お断りしておきますが(言い訳。。)、私自身は経験も 浅く、個別の真贋に関わるセンス、は全く未熟な者です。私がお伝 えできるのはごく基本的な範囲の事でありますし、勿論、絶対的な 事でもありません。そんなものかな、程度にお読み下さいね。 (つづく。) ?????????????????????????????? □□□■ ■□■□ (2)今日の一枚 □■□■  ?????????????????????????????? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今日の一枚 「川合玉堂『連翹狗子』」 http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si037visjpkrr60h ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 川合玉堂は、美術愛好家で知らぬ人のいない作家であって、8月 の「美の巨人たち(TV東京)」で紹介された http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/frame/frame2.htm ように、「鵜飼」で有名です。 参考1:作家紹介(弊社サイト) http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si037xisjpkrr60h 参考2:オールアバウトジャパン:収蔵先などがわかります http://allabout.co.jp/entertainment/japanesepaint/closeup/CU20011127D/  さて、玉堂芸術の特徴のひとつは、東西双方の遺伝子を持っている ことではないでしょうか。  京都四条派、すなわち円山応挙の流れを汲む幸野楳嶺に師事した 後、東京の橋本雅邦(狩野派)の筆致に惚れ、その門下に入り、東 西双方の筆法を自身の中で調和させます。  そのうえでのやわらかな自然美を表現し、非常に高い評価を今日 に至るまで受けています。  さて、今日ご紹介する掛け物は、見た瞬間、「あ、応挙?」と思 うような一品です。円山応挙ばりのカワユイ犬が、花木と戯れる図 ですが、これは、あきらかに円山四条派の訓練をふまえた作品とい っていいでしょう。 ※円山応挙について JCコラムの2004.2.20付け http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si037zisjpkrr60h Googleで検索 http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&q=%E5%86%86%E5%B1%B1%E5%BF%9C%E6%8C%99 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 川合玉堂『連翹狗子』 紙本・着色 軸装 本紙(cm) 122x43 総丈 197x55 落款・印・共箱(二重箱)・玉堂美術館登録有り (既に販売済。参考品。) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ その他の玉堂作品(弊社販売品) ●川合玉堂『跳躍』 http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si0371isjqkrr60h ●川合玉堂「喬松飛瀑」 http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si0372isjqkrr60h ●その他、安価な玉堂の木版画もございます。(Web未掲載) ★★おまけニュース 明日火曜日放送の「なんでも鑑定団」に、私の従兄弟が出演するそうです。 もし興味があれば、見てやって下さい。。。 ?????????????????????????????? アートオフィスJC販売作品リスト http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si0373isjqkrr60h 美術品無料査定・買取致します。 http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si0374isjqkrr60h 「絵画・掛軸鑑定マニュアル」ご請求 http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si0375isjqkrr60h カタログ請求はこちら http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si0376isjqkrr60h ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行 有限会社アートオフィスJC  http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si0377isjqkrr60h TEL 03-3569-3620 FAX 03-3569-3621 東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル7F 代表取締役 田中自知郎・田中千秋 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「おんらいんぎゃらりい秋華洞」10月回廊予定で準備中! ◎ご意見、お問い合わせは、→ info@aojc.co.jp ◎バックナンバーはこちら(まぐまぐ) → http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000138331 ◎マガジン登録、変更、解除→ http://k.c.cbz.jp/t/h4vn/si0379isjqkrr60h ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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2004年9月 6日 01:29